吉田　カルチャーパーク		医　学　館
癌　闘病 　　第２記録室　　　 　　１５年		最終更新日２０１８年０５月０１日 ←手術後１4年目　４月東京経済大学卒業式 クリックで拡大

　●病後の生活１５年目　（2017年　５月～2018年0６月）　　
　
思えば永らくきたものだ。同級生や後から癌発症した方などに追い抜かれて丸１４年過ぎ、１５年目前半に入リました。
　　　
昨今、癌は告知が普通になった。　再発不安な方やご家族の方はあくまでも参考にしてください。病状、回復には個人差が大きい。

　　　１５年目　　サルコペニア・・・　　治癒→再生活→加齢による衰えと体重の減少
　　　　　　　　　サルコペニア（筋力の低下）➡　ロコモティブシンドローム（骨＋関節＋筋肉の運動能力低下）➡　フレイル（骨、関節、筋力、バランス、運動能力、認知機能、栄養状態、持久力、疲労感、活動性低下状態➡　要介護

　　　現在の後遺症。　　ダンピング。　亜腸閉塞（疲れたり、早食い、摂取過剰で腸の動きが止まる）
　　　　 現在の服用薬。　　 メチコバール　　　　毎日１錠服用：Ｂ１２補給用。　　　ベリチューム配合顆粒　毎日朝版服用：消化促進酵母剤
　　　現在の治療。　　年２回の血液検査のみ。ガンのマーカーやPSA値を継続的に経過観察。ビタミンや血糖症状、肝機能などの変化を見ています。
　　　　　　注：胃を全摘出したら、腸が胃になることはありません。
　　
平成２９年０４月～現況

吉見の金穴を探し　　　０４月２１日（金）
埼玉県吉見町の古墳を調べている。何故吉見が屯倉として接収されたのか。製鉄と鉱物資源を得るためと推測した。地元の古老が小学生の頃金穴があったと証言。金が金なのか鉄なのか確認するために、再度古老から位置を聞き、金山丘陵山麓のもう一人の古老から聞いた位置を探した。すでに宅地化が進み金穴は削平されたようだ。山麓の古老は鉄でなく金だという。金鉱脈採掘の跡だったのだろう。近くに黒岩横穴古墳群が残っている。一般的に黒岩や黒川などの地名は金の産出地と関係が深い。
ＸＰの修理　　　　　　０４月２３日（日）
ホームページ開設に作立ち、当時最新のＯＳパソコンＸＰを自作した。Windows2000や　MEなどのOSより完成度が高く、後継OSのVistaよりはるかに使いやすかった。組み立て後１５年。ケースの成型アクリルパネルの変形、起動時に立ち上げ不良が起きたりする。加齢で頭が回らないが、メモやマニュアル見ながら大々的に修理する。メモリーボードを外して接続端子部分のアルコール洗浄が一番効果があった。再組立て後はサクサクと軽やかに動作さする。インターネットに接続しないでXPにだけインストールされているソフト専用機にして使う。

５月　大国魂神社　駒くらべ会場入り

見舞に行って見舞われる　　０４月２８日（金）
長年の知人が脳梗塞の後遺症でリハビリ中。ご機嫌伺いの見舞いに行く。日本一川幅の広い荒川を渡って、２時間ぐらい運転。着いたら疲労で気持ち悪くなり、しばらく横になって休ませてもらう。いずれが見舞い者なのかわからないざま。癌で胃の全摘出は食べられなくて大変だが、脳にダメージが残ると、字が書けない、複雑な計算できない。かつての仕事も思い出すのが大変。長距離の運転は控えるなど、胃癌とは異なった障害がでる。胃癌のおいらは介護人があまり心配しないが、脳の後遺症では奥さんの苦労もはんざつなようだ。
今年も禊から　　　　０４月３０日（日）
神社奉賛会の役員は継続している。欅の若葉が広がる頃、大国魂神社の例大祭が始まる。留守居役の神官が末社の滝神社の湧水で禊をします。お先払いの提灯と金棒で道を清め神官をお迎すえる。全員滝神社の半纏をまとう。おいらは列の後ろを警護。
駒くらべ　　　　　　０５月０３日（水）
大国魂神社前の旧甲州街道を６頭のお駒が車道を疾走する。東京競馬場から馬が引かれて祭場に並ぶ。観客は歩道から見物する。フラッシュに馬が驚くから禁止されているのにも関わらずところどころで閃光が見える。馬糞のかたずけなどレアーな場面もありました。
神輿の渡御も花火の音も夢枕　０５月０５日（金）
前日、埼玉都「幾川の湯」に出かけた疲れ出たのか、午後ダンピングで１ケ月ぶりにダウン。回復のため絶飲食で寝て過ごす。今年は暗闇祭りの参加をやめた見物に徹するつもりだった。１８時花火の音で神輿渡御が始まったのを知る。だいぶ経って、うとろうとろ夢の中で花火の号砲３発聞く。２３時やぶさめの儀終了を知る。

６月安田記念　東京競馬場

定期健診　と車検　　０５月１９日（金）
掛かりつけの町医者へ半年ごとの定期健診採血に行く。ついでに車検。今年の５月は、車検、自動車税、自動車任意保険の支払いが重なった。車の年間走行距離が少なくなった。加齢も考えて免許更新や車検を検討する時期かもしれない。税金や保険を考えると、免許は更新してレンタカー利用のほうが経済的だろう。
老いの実態。知人も他界　　０５月２１日（日）
年１回集まるユースホステルの仲間が他界し納骨に会葬する。同年の７５歳だった。彼は若い時から、日本はもとより、毎年海外旅行したり、何度も豪華客船クルージングをしている人。橋田壽賀子さん著書「旅といっしょに生きてきた」祥伝社に出てくるユースホステルの仲間。橋田さんのヨーロッパ周遊４５日間の旅に同行したのをはじめとして、数々の旅に同行していたように伝聞。住居の東京と勤務先の栃木県小山の２拠点を５０年以上も使い分けた旅の名人。趣味の折り紙は名人技で各地で講習会を開いていたようだ。　　　両親、同級生、会社同僚、先輩、後輩がどんどん他界する。遊び仲間や知人が消えてゆく寂しさが、老いの実態なのだろう。
CA19-9 マーカー値が上がる　　０５月２６日（金）
定期健診採血結果　腫瘍マーカー　CA19-9が上がっていた。胆嚢（手術時摘出）胆管がん、膵がん、結腸、直腸がんなどのマーカー。過去、ダンピングで嘔吐した後に受けた血液検査で上がったことがある。CEA　CA19-9　は胃（全摘出で無い）大腸、膵臓、肺など多くの臓器の細胞でつくられるのでそれだけではどこに病気があるかわからない。念のためＣＴ撮影をすることにした。掛かりつけ医でもＣＴ撮影可能だが、過去のデーター比較ができる手術した多摩総合医療センターに紹介状を書いてもらい予約した。

６月安田記念　ＶＩＰ発券フロアー

古巣で再採血　　０５月３０日（火）
予約の１５時前に多摩総合医療センターに行く。すぐにＣＴ撮影かと思ったら、紹介された医師の問診。医師の見解項目の採血をする。ＣＴの予約は６月１３日の予約。採血結果とＣＴ結果は６月２０日に決まる。
今年もはずれ！安田記念レース　　０６月０４日（日）
毎年の周辺地域ご招待。（ギャンブル・カモのＪＲＡ販売促進）年１回の馬券買いでは当たるわけがない。他人の買った予想新聞を見ても予想そのものが当たらないのだから無理はない。場内色々と自動化、無人化が進む。売り上げ低下を経費節約でカバーしている。昔は機械式の発券機。窓口奥に大勢の女性がレジスターに棒を挿し発券。３０年以前大阪の舟券発行機製造会社へモーターの売り込み行った。バーを差し厚紙に印刷するメカ的機械。その後電子化されて、メカ部品が無くなってしまった。当時から競馬場と競艇場の発券機はメーカーのすみ分けが続いている。競馬場はFujitsuの独占。この会社は大病院のシステムも独占している。東芝はビジネスモデルを見習うべきなのに儲け頭の医療器事業は転売してしまった。ＶＩＰフローアーでも大勢の女性が窓口で働いていた。今ではカウンター内側と自販機の説明で数人しかいない。尋ねると余剰人員は配置転換。地元雇用の既得権は確保しているようだ。ゴールして配当金が決まるまでの早さに驚く。昔のようにソロバンで場外馬券まで集計し配当金を計算するのは不可能。
メメント・モリ（超絶・諸行無常）　０６月１３日（火）
１５時、予約時間に行く。事前にウーロン茶？を飲まされた。胸部から腰に位置決めのスキャーン。その後撮影開始。４回移動スキャンした。円筒を出入りする時機械を見つめた。その昔ＣＴ製造メーカーに部品を納めていたので興味津々。昔と比べて照射ドラムの回転音が小さくなっている。機会にはＳＩＥＭＥＮＳと表示があった。係の人に尋ねると、センターには　東芝製２基、ＧＥ製１基、シーメンス１基が設備されている。シーメンスはドイツの会社（ジーメンス）。その昔(1923年）古川電気工業とシーメンスが提携して富士電機を設立。その子会社で通信機製造会社がフジツー。さらにその子会社がファナック。ＣＴ機は一基2000万円～4億円の定価。実状納入単価はかなり安いらしい。また設置に時国から補助金も出るようだ。
ＣＴの結果がどう出るか心配だが、癌手術後１4年も生きたし後期高齢者にもなったから、メメント・モリ。
昨年後半「パフォーマンスは上手いが、中身がない」（週刊文春2016年6月30日号）人が首長になってからカタカナ文字が氾濫している。オリンピックは開催都市の責任実行が原則。それを東北復興とか、「おのれファースト」を近県に振りまいた。決定出来ないから、元の木阿弥。「食の安全と安心」わけの分からぬ事も言う。　会社経営がおかしくなると「構造改革・原点回帰」が叫ばれる。実態がなく実施結果は解雇による人件費削減と結果的に生産性が上がることで終了する。今回も「構造改革」を掲げられたが、この半年間で議員の数も職員の数も減らない。ポピュリズム以下。さらに自己責任逃避のため、同じようなプロジェクトを３つも立ち上げた。その間に派生した補償費用や委員会経費は莫大。宿泊代を公費請求した件とは比較にならない。つるしあげられて収束できない。自分で火をつけながら消せないマッチポンプ以下。挙句の果てはルサンチマンと不貞腐れた。　
医療関連でも加齢や疾病による筋力低下をサルコペニヤと称することを知った。さらに、ロコモティブシンドローム、フレイルという言葉がある。後期高齢者になった日常生活で納得する事柄だ。　サルコペニヤ➡　ロコモティブシンドローム➡　フレイルの関係はページトップに追記しました。　カタカナ文字の横行も理解に苦しむが「忖度」「惻隠の情」が会話に出てくるのもなんだかなー

メメントモリ：mementomori　一人ひとりのコンセンサスとして、75歳、80歳を過ぎたらある意味何がおきても仕方がないというように死を受容し身近なものとすること「老いも受け入れよう」瀬戸内寂聴 新潮社
フレイル：日本老年医学会の提案「虚弱」「老衰」「衰弱」は改善可能だと強調するための新導入語。
ルサンチマン：仏　ressentiment 「対立するわれわれは正しい」という憎悪、他人の否定から反対者をモデル化する怨恨勘定。「前首長は悪い。議会のドンは悪い。対立するわれわれは正しい」恨みや憎しみが心の中にこもって鬱屈した状態。　http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EB%A5%B5%A5%F3%A5%C1%A5%DE%A5%F3
ポピュリズム：Populism　　大衆迎合

松居一代劇場は認知症患者をさらし者にしていないか？　０６月　某日
６月から７月現在、テレビや新聞で、松居一代が取り上げられている。松居一代のブログやテレビ報道、新聞記事を見ると、スキャンダルジャーナリズムと言う分野があるらしい。当人の行動を興味本位で見ていると分からないが、医学的にみると認知症患者ではないか。おらんだ医学（おいらの素人医学）では彼女の状態はまぎれもなく認知症。被害妄想。せん妄が見られる。認知症患者側から見た加害者は身近な人が犯人になる。夫、嫁、婿　娘。優しい人。自分より弱い人が選ばれる。息子は怖いから犯人にはなりにくい。「物を取られた（実際は置いた場所がわからない。移動したことを忘れている）」「浮気をしている（愛情のうらはら？）」「彼女がそばに住んでいる」など。ひどい時は思いついた知人も巻き込んで加害者にしてしまう。レビー小体型認知症の典型的な症状。彼女は５０代頃からこんな傾向があるから若年性認知症と思われる。認知症の親を介護した人なら判る症状。夫の浮気、暴力などのせん妄は本来病気のなせることだから、センセーショナルに取り上げてはいけない。テレビのコメンテーターも認知症の観点から見ていない軽薄解説。ブログを作成している若者が認知症を理解していないのかもしれない。その親もＭＣＩ（認知症予備軍）のように感じる。スキャンダルジャーナリズムで利益を受けている行動としたら由々しき事。日夜苦労して認知症介護している大勢の方が心を痛めていると思う。松居一代の人権や認知症患者の為にも報道は即辞めるべきではなかろうか。本人は病気でテンパッテルから自分が正しいと思っている。恥ずかしいとか悲しいという感覚はない。メディアに情報を押し付けられる側としては見るに忍びない。哀れにとぞ思ほゆ。
ＣＴ結果異常認めず　０６月２０日（火）
多摩総合医療センターで行った血液検査とＣＴ撮影結果を聞きに行く血液検査で、ＣＡ１９－９マーカーは高かった。食道から腰部までのＣＴ撮影では異常個所は見当たらない。８月８日再度血液検査してマーカーの変化を調べ異常なら精密検査することにした。ひとまず安心して院内のドトールでベルギーワッフルとアメリカンで生きている幸せを味わう。とは言え、確実に壊れて行く自分が判る。アルバム整理していて、地名が書けない、誤字がある。漢字が思い出せない等々。ドーパミンが減少して情報が伝わらない、引き出せない。歩行速度も遅くなるし、パキンソン症状を思い浮かべる。あなた、自覚症状がないと真正痴呆症だよ。
ＭＰ３PLATERを買う　０７月０２日（日）
折り込み広告のＭＰ３プレーヤー￥８８０に引かれ、ケーズデンキに買いに行く。「アップルのアイポットのアイチューンとは違いますよ」とヘルパー店員が怪しげな爺に説明する。「ホーマットがＭＰ３でないと再生しませんよ」（パソコンでＭＰ３を取り込めば良いんでしょう？）代わったプローパー店員が「ともかくＭＰ３で記録してください」と言う。アップルのソフトにはＣＤをＭＰ３でで取り込む設定がある。８ＧのミニＳＤカードが￥８６０．手持ちのＣＤが殆ど取り込めておつりが来た。イヤーホーンで聞くと良い音。試しにミニコンポやカーナビに繋いでも素敵な音が聞ける。40mm×45mm×9mmの大きさ。真空管アンプの設計から始めた現役時代のオーディオは何だったのかと感慨深い。
今年も夫婦二人の七夕飾り　０７月０５日（水）
我が家の猫の額の庭に篠竹が生える。切り残した１本を七夕飾りに使う。今年は天候不順であまり大きく成長しなかった。子供も孫も七夕に関心が無くなって久しい。恒例行事だから夫婦で願い事を書いた短冊をぶら下げる。「おおっ千代紙が無い」加齢でしまい場所を忘れたのか欠品。100円ショップで夫婦が別々に買いダブってしまった。くす玉や仕掛けの細工も忘れたので、輪を繋げた鎖と吹き流しを飾る。願い事も「健康で長生き」と書くぐらい「まあいっか」日本の恒例行事だから。
サクランボと癌同窓会　０７月０７日（金）

地下から1階のスロープ詳細は拡大で

「釈迦の霊泉」を買いに行く。高速道路を沼田で降りる。上発地町のて、サクランボ園へ。胃全摘後３０分食べ放題は命取り。園主とは同学年。おいらより５年後食道がんの手術している。もう亡くなっているかもしれないと心配。３年ぶりに訪問すると「１０Ｋｇ痩せた」と言いながら元気だった。「癌同窓会だね」奥さんが覚えていた。糖尿の気はあるが癌の再発、転移は無い。「高崎の日赤病院の先生の手に負えず、提携する金沢医大の先生の執刀手術。「良い先生に巡り合えることが生きする運だね」と同じ意見だった。
天一美術館
釈迦の霊泉、みなかみに来たときは谷川温泉卿の天一美術館に寄る。李王朝の青磁、白磁、岸田劉生の麗子も素晴らしいが、吉村順三の建築が奥深い。今年はどんな仕掛けに気づくのかなと楽しむ。地下から１階に上がるスロープや階段の床板の細工に注目した。滑り止めの溝が注文加工。木工ルーターで削っている。その規則的な加工が見事だった。建物の外壁にはキツツキのあけた穴。防止策のＣＤ盤がキラキラ揺れていた。そのあと成田山にお参り。今年は本堂までの脇道がコンクリート舗装になり体力の亡くなった身には車で登れて助かった。本堂で只管打座（しかんたざ）僧侶からお不動様の年代や鎮座由来などお聞きする。初代住職は指圧で万人を癒したここで有名だったようだ。毎回新たなことを知る。昨年はげ夏安居（げあんご）夏籠りを勉強した。夏籠り明けにお施餓鬼を行います。　湯檜曽温泉に泊まる。伊東園傘下になったホテルは夕食も朝食もバイキング。胃が無いからバイキング料理は苦手。食べられる料理が限られ元が取れない。
釈迦の霊泉　０７月０８日（土）
前夜は疲れて体調悪く温泉入浴をパス。朝は回復したので温泉に浸る。ホテルの朝食はバイキング。お粥、卵焼、ハム、納豆ぐらいしか食べられない。天ぷらやフライ煮物など怖くて食べられない。　　釈迦の霊泉を買いに行く２年前の豪雨で壊れた建物を改修していた、風呂場も新たに作り直していた。最近は霊泉を飲む量が減ってしまった。いつもなら１０箱買って１箱おまけだがこの先１０箱（１箱１０Ｌ）は飲み切れないと思い５箱の詰め替えにした。参道途中の釈迦堂にお参りしてくださいと言われる。お釈迦様誕生日の４月８日、旧暦の５月8日、夏の7月8月9月の８日はお参り出来るとは知らなかった。立派な釈迦堂には黄金のお釈迦様が鎮座していた。境内の仏舎利塔（ストーパ＝卒塔婆）はインドから勧請した舎利が納められている。古代インドでは土を盛り上げた墳墓。頂上の石の祠に釈迦像が見えた。宗教的怪しげなものでなく霊泉は水の分子が小さく健康に良い。　　帰宅したら。娘の誕生会がホテルのバイキングディナー。さすがに3回連続はなんだかなー。
30分に5000発　０７月０９日（日）
今年も競馬場ご招待の花火見物。7時半から8時までの30分間。音楽に合わせコンピューター制御。大玉が次々と打ち上がり5000発。競馬場や競艇場の花火に見慣れてしまうと他所の花火が間延びしてみすぼらしく思える。晴天で風もなかったのでバラバラと花火カスや硝煙が落ちてくる。
迎え火、近隣から消えて久しい　０７月１３日（木）
新暦の盆の入り。昔は近隣で新盆の迎え火が見られた。府中は勝手盆。お蚕が一休みする7月末に勝手にお盆をする。7月末に農家では今でも盆棚を造り迎え火（オガラまたは藁）を焚きます。住宅地の新盆迎え火は我が家ぐらいになってしまった。仏壇前に盆茣蓙（中国輸入の菰）を敷き、ナスの牛とキュウリの馬を用意します。日本の良い習慣は残しましょうよ。

夏が来た、すもも祭りと里神楽　　０７月２０日（木）
江戸時代、今の中野区桃園あたりが桃の産地だった。その後人口増加で府中が桃の産地となった。近年宅地化で桃畑も、梨畑も少なくなって、山梨県八代のすももが屋台に並ぶ。源頼義、義家が奥州に向かった前九年役の折、大國魂神社で戦勝祈願。その時すももを供物とした事が由来。またイナゴなどの虫除けに使った団扇が厄除けとして売られている。黒地にカラスの絵。口で説明したら真っ黒なうちわになってしまうが、旨く描かれています。昔はかまどの近くに祀ったが、今では門口に飾ります。境内ではかがり火の元で江戸の里神楽が奉納されます。解説付きなので、神楽舞がよく理解できます。
お二人元気に「お施餓鬼でござんす」新７月２１日（金）
浅草の檀家寺へお施餓鬼に行く。お墓詣り。その後、茶巾寿司を頂いて、清興とご詠歌。講話があって、読経。お焼香してお土産の「おくわし（菓子）」を頂いて散会。

世志凡太　氏	浅香光代師匠

お寺の行事では檀家の浅香光代師匠の清興があります。昔はまげ頭で旅がらす姿の殺陣が舞われた。北辰一刀流二段の剣劇。９０才に近い今はさすが殺陣はおぼつかない。世志凡太氏がイントロをして浅香光代師匠が登場。掛け合いのトークショウが数分行われる。「しがねえ姿の土俵入りでござんす」一本刀土俵入りの決め台詞。そして二人仲良く腕を組み退場（こけると危ないから介護繋ぎなんて、言えねえ、言えねえ）
電気製品もおいらを追い抜いてゆく。　　０７月２９日（土）
手術から生還して、何年生存するか疑問だった。１５年目に入り、この間大勢の後発罹患者に追い抜かれた。病弱に耐えきれず買ったウインドー型クーラーもおいらを追いて行く。加齢で鈍くなり、３０℃になってもあまり暑さを感じない。とは言えパソコンに集中して熱中症になってもまずい。インターネットで価格を調べ、一番安くしてくれたヤマダ電機で購入。同じメーカーにしたので古い窓枠にそっくり収まった。２０Ｋｇの本体を窓の高さに持ち上げるのに苦労した。若き頃は２０Ｋｇのテープデッキを苦も無く持ち上げられたのに年には勝てない。力を使い過ぎたのか翌日体調がよくなかった。ナサケナヤ・・・

筝羹(しゅんかん)野菜盛合せクリックで拡大

粋だね、普茶料理。　　０８月０１日（火）
毎年の事ユースホステルＯＢ会。浅草龍泉一丁目　普茶（ふちゃ）　「梵」で会食。黄檗宗の精進料理。黄檗宗本山は京都宇治。関東では三鷹市の禅林寺が直末寺。境内に太宰治が尊敬した森林太郎（森鴎外）の墓があります。遺言で向かい側に太宰治の墓があります。毎年命日の桜桃忌には文学少女、文学青年が、森林太郎の墓が森鴎外と知らず、墓石に腰かけて、太宰治の墓に思いを寄せています。（鴎外先生に何と失敬な！）精進料理店「梵」の近くには黄檗宗の寺はありません。建物も古風でしたが今式に椅子とテーブルでいただきました。普茶料理の伝統を守った精進料理。どう見ても肉に見えるがすべて野菜の応用。そうめん揚げは味よりも仕上がりが珍品。日本で一番細い三輪そうめんを揚げたもの。散会後近く鷲神神社（おおとり人じゃ）と長国寺にお参りした。十一月のお酉様で熊手の屋台が並んだ境内は広く感じられたが平日の昼間お参りすると拍子抜けすくらい狭かった。毎年仲間が他界するのが寂しいＯＢ会。残り時間の少ない人生。江戸の粋な料理や場所を堪能したい。
腫瘍マーカー下がる。　　０８月０８日（火）
５月、６月の採血で、大腸がん、膵臓癌などの腫瘍マーカー　CA19-9 が上がって、ＣＴ撮影したが異常がなかった。２か月置いて再度採血。標準値を外れているがマーカーが下がった。マーカーで癌が確定できるわけでなくあくまでも参考値。一喜一憂するのは意味がない。データーの経過観察は意義がある。定期的に採血するようにと掛かりつけ医への報告書を頂き、民間医に差し戻しになった。
金が採れた？吉見町岩殿鉱山実地踏査。　　０８月１５日（火）
古墳のホームページで吉見町を考察中。武蔵の屯倉４か所のうち橘花、多氷、倉巢は鉄の産地。横淳（よこぬ＝吉見）が屯倉として接収された理由がわからない。昨年から吉見を実地踏査して、鉄、銅、金が採れたことが分かった。吉見観音　安楽寺の門前の土産物店「どびん」屋さんで色々伝聞する。安楽治門前の地下一帯が岩殿鉱山で明治以降も金や黄銅を採鉱し、金は秋田で精練（小坂精練所？）したらしい。記録的な長雨下で鉱山跡を探したが金堀穴が藪状態で近かずけない。冬場の古墳シーズンに再度挑戦しよう。吉見百穴や黒岩横穴墓の疑問も解明できた。
長寿で羨ましい。　　　　　０８月２５日（金）
高校同級生の母堂様通夜に出かける。白寿まで頭脳明晰で羨ましい。同級生がどんどんなくなる中で、百歳を超える親の面倒を見ている友もいます。全国で１００才以上の人口は６５，６９２人。東京都では５，８３５人。わが街府中では６１人。　６１才で手術して後期高齢者まで生きるのにやっとだったおいら。１００才など夢のまた夢、羨ましい。長生きしても健常者のように美味い物たくさんたべられないからなあ！
祭りの音を５０年。　　　　　０９月０２日（土）～０３（日）
今年も町内神社のお祭りがやってきた。前夜まで台風が心配だった。朝から天候が回復し暑すぎもせず良いお祭り日和だった。若いころは雑役から子供神輿の巡行など、すべてプロデュースした。昨今は定年上がりの住人とその同級生が神社奉賛会や自治会の役員を務めるようになった。長老は本部テントで奉納を受け付ける役。藪蚊とのコラボであまり面白くない。オーディオメーカーに勤務していた関係で、お祭りの音響関係を５０年近くやっている。その昔は町内会のアンプにレコード盤で祭囃子を流したり、アナウンスや演芸会のマイク調整、日舞をカセットで音出しした。その後、日中のお囃子ＢＧＭはカセットテープに。大分以前に町内会のアンプも壊れたので自前のＰＡ（拡声器アンプ）にラジカセを接続。さらにＣＤ録音してレピート演奏で手前いらず。私の５０年裏方仕事を知る人が居ない。新参の役員が音響関係はどうするのだとおろおろしていた。おいらが死んだらどうするのか？これが本当のあとの祭りかい。

吉見町観音（安楽寺）クリックで拡大

武蔵の屯倉の真実。　　０９月０８日（金）
日本書紀「安閑天皇元年（５３４）１２月の条」に武蔵の国造　笠原の直使主（あたいおみ）が横淳（よこぬ＝吉見）、橘花（たちばな＝鶴見川流域）、多氷（おうひ＝奥多摩氷川）、倉樔（くらす＝横浜）の四処を武蔵の屯倉として献上したとあります。大和の大王が産鉄地を接収したことを脚色した記述です。横淳が接収に値するか長年疑問だった。昨年から何度か吉見を踏査した。吉見は金や黄銅鉱、砂鉄や鉱石を産出する土地であることが分かった。吉見の百穴はこれら鉱物の採取に関係する部族の墓。横穴墓地域は大東亜戦争末期、中島飛行機地下工場の利用が準備された。８日古墳時代の円墳探し。鎌倉時代の源範頼館跡、戦争末期の地下壕工場跡、岩粉山（現射撃場）、戦後の岩殿山鉱山跡等を再度調べた。吉見観音山の地下は坑道が無数にあるらしい。帰宅時疲労から気分が悪くなった。
色鮮やか御岳神社でお祓い。　　０９月１０日（日）～１１日（月）
今年のクラス会も御岳の宿坊で行われた。２割超が他界したが今年は１６名参加した。蓮華しょうまが咲き残っていた。月曜日は恒例のお祓い。同級生の御師（おし＝神職）が神社拝殿でお祓いします。拝殿の修復も完成し、漆や岩絵の具の古式塗料で色鮮やかに美しかった。もやってスカイツリーは見えなかった。
継続データは病気の監視。　　０９月１３日（水）
８月に定期血液検査をしたので、あまり必要ないが、データ蓄積のため市の無料検診を受けた。尿検査、心電図、レントゲン検査も異常なかった。身長は少しずつ縮む。体重は去年より２Ｋｇ減る。ウエストは太い所で測って６１Ｃｍ。これ以下は骨が邪魔して痩せられない。
渥見二郎は大先輩。　　０９月１８日（月）
府中市主催、敬老記念日は　渥見二郎　歌謡ショウ。60才過ぎてから「追っかけ」に罹患した友人がいるが、おいらあまり興味がない。ショウがなく出かけた府中芸術劇場。市長の祝辞では、市内の70才以上は　4071人。100歳以上　95人。最高齢女性　108歳　男性　105歳男性。とても100歳迄生きられない、羨ましい。
「夢追い酒」「釜山港へ帰れ」は聞き覚えがある。曲間のトークで客席に降りて握手。小柄で痩せた体。千住生まれで千住育ち。16才で流しから始めた歌手生活。1989年胃癌で胃、脾臓の全摘出したと言う。腹腔鏡手術がはじまる前だから、開腹し胃全摘出後、食道と小腸をつなぐ方法（ルーワイ法）だろうか・この方法は100年前にフランスで始められた。渥見二郎さんは手術後28年生存の大先輩。まだ65歳と若い。多くの胃癌患者のためにご活躍ください。
最後は寝たっきり。　　０９月２３日（土）
加齢で体力が落ちて、フレイル状態。昭和30年以前は寝たっきり（土葬）でいられたが、今は寝てる暇なく灰さようなら。手術後生きて２～３年と考えホームセンターで買った安い折りたたみ式ベットで15年も寝ている。この先数年は贅沢な睡眠をしたいと思いフランスベット内覧会へ。購入した介護ベットにもなる新型は同じ思惑の老夫婦の人気でした。
栗が高い？大国魂神社神社栗祭り　　０９月２７日（水）
毎年大国魂神社奉賛会総会は栗祭りの日に開催。開会前に、笙（しょう）ひちりきを奏（かな）でる烏帽子、狩衣着帯の楽士に先導され拝殿でお祓いを受ける。参道には献灯が並ぶ、良き日本の昔ながらの栗祭り。総会の後、奉納狂言を観賞。「萩大名」は面白かった。神楽殿では7月のすもも祭りは里神楽、9月の栗祭りは狂言が奉納されます。今年は天候不順のためかすもも祭り、栗祭りも露店の値段は高かった。

ビリケン様　　クリックで拡大

ついに来たか老人病。　　１０月０２日（月）
数日前から目の調子がダメ。〇加齢黄斑変性症？線が傾くのは昔からの乱視。　〇白内障？心が澄んで曇りがない。　〇緑内障？掛かりつけ眼科医師が網膜のへこみは生まれつきとのこと。特に視野に不具合は無い。　〇飛蚊症？蚊もいなければハエもいない。　〇糖尿病？しばしば低血糖になるしインシュリンの出は正常。　〇眼瞼下垂症？目元パッチリ、逆さマツゲもない。　〇ドライアイ？パソコンCADで３～4時間こん詰めると目が乾く。春先軽い花粉症になるが数日で回復。思い当たることがないが体の奥で怖い病気が潜んでいる？（TVの見過ぎ）。心配なので数年に1度の掛かりつけ眼科に行く。前勤務先近くの眼医者は新所沢に移転していたがカルテは保存されていた。光を当てられ顕微鏡で覗かれる「アレルギー性炎症がある」それって花粉症かい。目薬貰って一見落着。ところが慣れていないのから滴下の時目をつぶってしま。散歩したら家の近くにブタクサが生い茂っていた。
みんな壊れる。　　１０月１０日（火）
5月にビデオカメラ。7月にクーラー。あと2年使えれば人生完了とマッチするのにそうわ問屋が卸さない。防犯と露地照明のセンサーライト（10年以上使用）が壊れ、アイロンの蒸気が出ない。血圧計の圧力掛からない。不思議と色々のものが壊れる。7年使ったビデオカメラはＭＴＢＦ（平均故障頻度）から考えて製品寿命に近い。1回の修理代は￥17,000円の技術料＋部品代。2回修理したら安い機種を買っておつりがくる。故障した機器は買い替えたが安い金額でも数が多いと年金生活には負担。
終焉　「産めよ殖やせよ国のため」　１０月１３日（金）～１４日（土）
前の会社の年1回ＯＢ会。高齢になったので御岳山宿坊から平場の青梅　岩藏温泉に会場を変更して久しい。昭和14年（1939)厚生省の「結婚十訓」に基き生まれてきた昭和16年組（含む17年早生まれ）。戦争に間に合わなかったが、戦後の高度成長期に企業戦士として活躍し後期高齢者に至った。ここ数年バタバタと他界する。生存者もいくつかの病気と共生。後輩に団塊世代が控えているが、終戦快楽の落とし子もジャンクフードのせいで故障者が多い。参加最高齢83歳に倣って長生きしてほしい。
奉賀金婚　我慢は力なり。　１０月１５日（日）
「継続は力なり」は真実の言葉。「永く勤めれば良いというものではない」永年勤続表彰授与で社長のつぶやきを聞いて忠誠心が無くなった先輩がいる（今更遅いわ）。大国魂神社で結婚式を挙げて50年。よく我慢したものだ。大国魂神社で奉賀金婚のお祓いを受ける。懇意にしていただいている権禰宜にお願いした。初穂料五千円。白い御忌衣（おみごろも）を付け、お宮参り、七五三詣での方々と一緒にお祓いを受け、玉串奉奠（ほうてん）。お札、お守り、御神酒、神饌を頂く。そのあと近くのレストランで食事をする。夫婦の親たちは金婚式迄生きなかった。生母、義母の米寿のお祝いもした義父の五十御忌も執り行った。金婚式は当事者が高齢だから、子供や友人、周囲の人たちがお祝いするらしい。金婚お祓いは忙しいと子供も孫も付きあってくれない。考えてみれば寂しいイベントだったかなあ。

箱根湿性花園からクリックで拡大

懐かしのおもちゃが無い。　１０月１６日（月）～１７日（火）
金婚旅行に箱根に行く。8月頃小田急、山のホテルのリニューアル後、格安招待状がきた時予約しておいた。車で近くのスマートＩＣ～中央道、圏央道、厚木小田原道経由。何度も箱根に通ったから行くところがない。湯本の「北原おもちゃミュージアム」に行く。なんでも鑑定団で見るおもちゃがたくさん展示されている。大阪では一般的なビリケン様に久しぶりに会った。関東では埼玉県長瀞の国道脇のとんかつ屋に鎮座している。尖ったビリケン頭の形をした豆電球は今でもビリケン球として電気業界用語。ブリキの自動車や鉄腕アトムなど懐かしいはずのおもちゃに懐かしさを感じない。つらつらおもん見るに子供の頃貧しく厳格な育て方をうけていたのでおもちゃを買ってもらえなかった。ＨＯゲージの電気機関車もお年玉をためて自分で買った。スターウオーズグッズはＳＦに興味を持たない大人になった時代のおもちゃ。ジュークボックスは懐かしかった。50年来の寒さと雨で富士山はおろか芦ノ湖もけむっている。湖畔で食事後、大涌谷の黒卵を買いに行く。吹き出し口も見えないガス。3軒ある土産物店に日本人客はいない？。店の片隅で温泉黒卵（単なる茹卵＝ゆでたまごは間違い正しくはうでたまご）を東南アジア観光客が塩を付けて食べている。インターネットの口コミで訪れた観光客たち。「どこから来たのか？台湾？」日本の爺の問にそうだと言う。おいらが中国語で確認すると「大連」だった。お互いいい加減なものだ。17時以降は噴火の危険性から道路が封鎖される。
山のホテルはこの時期、バラは終わり紅葉に早い観光端境期。いつもは高いからホテルのディナーは利用しない。金婚旅行だからホテルの秋のメニューを頂く。オードブル、特製スープ、メインディッシュは「仔牛ロースのポワレ　秋野菜と茸・ポテトニョッキ煮込み」。デザートとコーヒー。仔牛は肉厚で美味しかったが量が過ぎて2時間後ダンピング気味になった。格安プランの利用客なのか老夫婦や、車いす、杖つきの親を介護する中年客が多かった。
翌日は「箱根湿性花園」に行く。秋の花は少なく、雨でその上寒かった。御殿場を超えて山梨県の忍野八海へ。有料駐車場が増え、畦道は拡張舗装されていた。昔の面影が無い。シャメ撮る東南アジア人はインドネシア、タイ、台湾、中国、韓国人。日本人客はほとんどいない。漬物を売る店員も中国人だった。30年前仕事で黄色いファナックに通ったことが懐かしい。
河口湖「大石公園」も東南アジア人の集団。久しぶりに恐る恐る「カボチャほうとう」をシエアーして食べる。御坂トンネルを抜けて山梨市のフルーツ公園へ。甲府盆地の眺めが良い。園内は訪問客が１０人に満たない。3つの大きなドームや宿泊施設など維持費が心配。フルーツサンドとフルーソフトを食べて売り上げに貢献した。勝沼のぶどうの丘公園のほうがよかったと反省しつつ帰路に就いた。中央高速談合坂ＳＡがリニューアルして屋内がすっきりした。
久しぶりの長距離ドライブとお泊りで疲労ダウンするこたなくめでたしめでたし。

なんだかなー　手間賃のほうが高い。　１０月３０日（月）
市役所から「高額医療費申告書」が届いた。15年前の手術入院以来心当たりがない。書類を確認すると「一部負担金　￥12966」限度額　￥12000]差額の￥966　を高額医療費として支給します。自己申告でなく官の側から連絡があるのは市民ファーストで結構なことだ。支払い済金額はすべて扶養者（かみさん）。役所窓口でに申告が必要。世帯主と受診者のマイナンバーと両者の本人確認の書類が2点必要。マイナンバー通知書だけで用が済まないのは変な制度だ。しゃくだから、パスポート、免許証、健康保険証を提出したら、お役人様チラ見で終わり。皮肉な爺に付き合う時間は無駄だってか。２６０円電車賃かけ９６６円還付申告した。後日、銀行振り込みがある。手間賃のほうが高いが、お役人様にしてみればサービスに感謝すべきと言うのだろう。
アレルギー性炎症　その後。　１１月０１日（水）
先月受診した眼科に滴下薬を貰いに行く。目に空気を吹き付け眼圧をチェック。その後の観察では大分よくなっているとのこと。目薬さすのに慣れていないからしばしば滴下を忘れる。「緑内障など一度精密監査しましょう。瞳孔を開く薬を使うから車でこないで」と脅かされた。ごもっともだが面倒臭いなあー。
喪中はがき受け付けます。　１１月０１日（水）
喪中の連絡が早々と届いた。昨年は２０以上届いた。同級生の親の喪中はさすがに少なくなった。代わりに兄弟の逝去が多い。知人当人が無くなったら年賀状は以後終了。又小学校、中学校クラス会の万年幹事なので、安否確認の意味も含めて賀状を贈る。返事のない者は以後発送中止。そうやって年賀状数を収斂している。今年は２００通以下に収まるだろうか？年賀状の料金が値上げせず据え置きなのは値上げ以前に日本郵便社が旧料金で印刷済みだったから？

東経大葵祭り　クリックで拡大

東経大第118回葵祭。　１１月０４日（土）
学園祭の受付で記念品の手帳が貰える。日記代わりに毎日の行動をメモしてボケのフォローをしている。懇親会では卒業６０年生の特別テーブルがあった。本年3月の卒業式は卒業50年生として出席した。卒業６０年生席に座るときは８５才！とても無理だわなー。その前に人生卒業してしまう。
５８回定期演奏会　新座マンドリンクラブ。　１１月０４日（日）
大江戸線飯田橋で下車。神田川沿いにトッパンホールヘ。新座マンドリンクラブ創立４０周年。もう１０年以上通っているかな？最初に招待状をくれた仕事つきあいの看板屋社長の心臓病は大丈夫だろうか？会場で会うこともなくなった。さすがに見事な演奏でした。４０周年の間に指揮者も代替わりしたのだろう。たいした距離でもないのだが、曇天で風が強く寒い日だった。帰宅後疲れと寒さのため２か月ぶりにダウンした。
もう１年経過　nifty　契約更新。　１１月１５日（水）
昨年、JCOMEのサービス終了でカルチャーパークHPのサーバーをniftyに変更した。更新問い合わせが来た。変更時の煩雑さはもうすっかり忘却。１２月に古墳研究室HPの更新時期が来る。１年の何と早いことか。

そんな昔にドローンが！。　１１月１７日（金）
DVD「スノーデン」を見た。アメリカのインターネット監視やインテリジェンスの内容を見ると、メール、officeやExcelを使う程度の知識では理解が追い付かない。100％事実とは思えないが、個人の情報はすべて把握されてしまうことが恐ろしい。スノーデンの移動場面で横田基地が一瞬出てくる。2009年に横田基地にドローンが多数駐機していた。そんな昔から日本に配置されていたことに今更驚いた。
ついでながら最近の西部劇　DVDが「リオブラボー（ジョン・ウェイン」「ペイルライダー（イーストウッド。シエーンのリメイク版）」や「ワイルド・レンジ（ケビンコスナー、ロバート・デュパル）」などのオーソドックスな勧善懲悪的な撃ち合いとは異なり面白い。
〇「レヴェナント　蘇し者」1823年頃のアメリカインデアンの土地略奪時代。貧しい白人ハンターの話。デカプリオの西部劇も珍しいが全編を通した暗い映像と、悲惨な内容が面白い。
〇「ニュートン・ナイト」１７７６年代。リンカーンの奴隷解放宣言よりも早く、黒人と白人が平等に生きる「自由州」を設立した実在の男の話。昨今の白人警察官の黒人殺傷の自己弁護みたいで胡散臭い。
〇「ヘイトフル・エイト」南北戦争後のミステリー西部劇。サミエル・ジャクソン演じる黒人賞金稼ぎをニガーと呼んでいる。時代考証的には正しくても現在の映画で差別用語表現するのはタランティーノ監督の偉大さか？

九品仏　閻魔大王　クリックで拡大

早々と忘年会。　１２月０１日（金）
年金生活では忘年会のお誘いが無い。9月に高校のお泊りクラス会した。12月に入って気の合った少人数の飲み会を中野でする。まあ忘年会のようなもの。もともの下戸が手術後一滴も飲まなくなったのを知って幹事が\3000円の会費から、飲まないからと￥2000円キャッシュバックしてくれた。今までは文句も言わずワリカンで払って居たのに、そんなに優しくされると死んじゃうよ。２７日の町内会役員の忘年会で今年も暮れる。ジャンジャン！！
変だよ仏像修理　役人の驕り。　１２月０４日（月）
府中史談会の例会で目黒周辺を巡った。九品仏は５０年ぶりぐらいの訪問。殺風景な境内は今や沢山の植樹で紅葉や銀杏のがきれいだった。特に今年は天候不順が幸いして寒暖差が大きかったせいか都内の木々の色づきが美しい。阿弥陀様が2年前から2023年迄、一体ずつ京都の美術院国宝修理所で修理される。中品中生（ちゅうぼんちゅうしょう）の阿弥陀様が修理終わって公開されていた。んー？無にか変だよ。その筋のお達しで「古色蒼然さを残すため制作当初の金色にしない」とな。江戸時代の庶民が金色に輝く丈六の阿弥陀様を拝し、そのきらびやかさを畏れ敬い弥陀を崇めた。修理は当然制作当初に戻すべき。きんきらきんは下品で、色の剥奪した古色蒼然がわびさびで上品なんて驕りの極みだ。ニッパヤシの屋根、葦の囲いのメコン川の住民が、金色、赤、緑、青色に輝く屋根瓦、白い壁のポー（寺）暁にキラキラ光るお寺（ワットポー＝暁寺院）を見た時の驚きと崇敬の気持ちが分からなければ観光や文化を口にするな。修理前とあまり変わらない色に金箔を変えながら、群青色の螺髪（頭の毛）は制作当初の美しさ。これじゃあ自己撞着だろう。阿弥陀様は美術以前に宗教の対象です。高松塚古墳の壁画を美術品と勘違いして文化庁が扱ったからカビが生えてダメにしてしまった。さらに上の野博物館で公開時に壁画を剥がした道具を展示していた。恥の上塗り。埋蔵品は考古学なのだから考古学者にゆだねるべきだった。フラッシュを焚かず精密な撮影をした後、密閉して状態を保てば永遠の文化財として残る。役人よ反省しなさい。大事な阿弥陀様がオシャカになっちまうぞ！ちなみに復元された埼玉県妻沼の歓喜院聖天堂は美しい（カルチャーパーク写真館13年秋参照）。日光陽明門もニッコウ結構。とは言え、時代によって取り壊した地に新たな建物を上乗せしたのに、遡ってすべて再現し、観光客をだます首里城の補償金たかりも度が過ぎている。
目黒のサレジオ教会も見学した。江戸キリシタン屋敷に幽閉されたシドッテイ師の遺物「江戸のサンタマリア」は17世紀の聖母画。レプリカが飾られていた。本物は東京国立博物館に保管されているらしいが大丈夫か？戦後接収された日本刀の名刀がいつの間にか転売されたり、鞘が本物で刀身は偽物もあるなどのうわさが絶えない。教会内部の柱やステンドガラスの荘厳さに心打たれた。たまたまＤＶＤで「沈黙」を見た。切支丹は神父をバドレーと呼ぶのでポルトガル語かと尋ねると、「ラテン語でお父さんFathernoのことです」ドロピアーナ　パドレーは流ちょうな日本語でお導き下さった。サレジオ教会の幼稚園はセレブな家庭の子が多い。神父さんはよく知っている。道理で広い駐車場は高級車であふれていた。

目黒サレジオ教会マリア　クリックで拡大	目黒サレジオ教会　　クリックで拡大

85才しか生きられない。　１２月０８日（金）
12月6日太神楽の海老一染之助さんが83歳で亡くなった。8日サッチーこと野村沙知代さん85　歳で逝去。テレビでバトルを繰り返したミッチーこと浅香光代師匠はおいらと菩提寺が同じ。89才でご健在。おいらも若い時は80才過ぎた物故者に「ああ亡くなったのだとか、まだ早いなあ」と、たいした感慨もなく思った。手術後1年は必死に生きた。4年後の生存率４０％はビクビクしながらクリアー。後から発病した人に何人も追い抜かれて後期高齢者もクリアーした。今では、有名人でも83才、85才しか生きられないと感嘆する。男性平均寿命が８１才だから妥当な享年なのだが、なんとなく切ない。
喜寿がぶら下がる。　１２月１２日（火）
60代で胃の全摘出した時、65才まで生きられるかと思った。古希は無理だろうと思いながら義母を看取って安心した。（先に死んだら養子の逆縁）寝たきりでうだうだ過ごしてでもと覚悟したが無事後期高齢者になった。金婚式は無理かと思ったが神社に金婚奉賀し、お祓いを受けた。12月12日誕生日を迎えた。喜寿はとても無理だと思ったが、気が付けば目の前にぶら下がっている。義母の「七回忌は無理だよ」と言って行った3回忌。「まだ来るのは速い」と義母が抑えているので来年12月4日に七回忌を執り行うべく頑張る所存であります。「お前もしぶといなー　てか！」おいらもそう思う。前の晩太ろうとして、夜半の間食が多かったのか腸が止まり12日の夜も気分が回復しない。予約したレストランで本人不在の誕生お食事会をしてもらった。夜半には回復したがトホホな76才でした。

下田了仙寺洞窟墓　クリックで拡大

下田に横穴墓があった。　１２月１８日（月）～１９日（火）
一泊二日、夕食朝食付き、平日無料送迎バス。おひとり様￥6800円　伊東園グループの格安スツアー。介護人と出かける。途中トイレ休憩あり。伊東、熱川、稲取の宿泊者を降ろし、１４時３０分下田着。チェックインの後、街見物。ペリーと結んだ不平等条約（日米和親条約）締結地の了仙寺。本堂横に洞窟墓があった。半世紀ぶりの訪問なので以前は公開されていなかったように記憶する。すっきり広く整備されたマイマイ通りにカノン砲が露座している。１９８９年第５０回黒船祭りを記念して横須賀基地司令官から送られた物。１８３７年製。１８５４年安政の地震で下田沖に座礁したロシア・ディアン号の戦艦砲。横須賀基地も邪魔だから下田に捨てたのだろう。宝福寺は唐人お吉（韓国風に言うと性的奴隷。　真実はタウンゼント・ハリスの病気看護人で３か月務め、ハリスの快復で解雇され芸者に戻る）境内に坂本龍馬の不細工な木彫が建っていた。尊王攘夷の流行に悪乗りして脱藩した土佐の下級田舎侍。勝海舟のとりなしで藩主山之内容堂から脱藩の罪を許されたのが宝福寺らしい。司馬遼太郎の脚色で竜馬が持ち上げられているが実績は疑問。勝海舟を暗殺に行き、海舟から世界実情と日本のあるべき姿を説得され転向。武器商人グラバーと結託して武器販売や株式会社起業で儲けようとした。剣の達人ながら刀を抜くこともなく簡単に切り殺されてしまう。お吉の方が明治維新に貢献したように思う。平日で街は人通りがなくシャター街だった。
翌朝大浦湾の朝焼けを見て、窓越しに崖上を見たら以前に泊まった東急ホテルりがあった。朝食のバイキングで食べたグレープフルーツがつかえたのか、ダンピンが起き、途中のトイレ休憩で吐いてすっきりした。風の強い寒い日だっ。
年賀葉書発送。　１２月２５日（月）
毎年のことながら、ウィルスバスターの更新。あと何年生きるか自信ないので１年更新。年賀葉書２００枚購入。１８０枚印刷しコメントを付けて投函。何とか元旦に着くだろう。喪中葉書が２０枚近くあった。大部分が連れ合いや兄弟の喪中。親の享年は９０才後半以上だった。

府中歳末イルミネーション　クリックで拡大

年末年始悲喜こもごも　１２月２９日（金）～１月３日（水）
２９日、今年最後だから車の洗車・ワックス掛けする。寒く体力無く疲れた。夜半に咳き込み腰が痛かった。３０日メダカの水槽（小型の火鉢）の水替え中、魔女の一撃を食らった。洗車と夜半の咳の影響が大きい。治療方法は「温める」「すぐ冷やす」などはっきりしない。起立時ゆっくり動けば、歩行など影響なかった。例年の３０日菩提寺の墓参り、３１日実家の墓参りは大事をとって中止する。大晦日、町内神社の初詣接待役もパス。おかげで穏やかな正月を迎えられた。
元旦に年賀状が届いたのか、高齢で年賀が来ない青森の叔母が電話してくれた。９３才で元気なので安心した。過去返事がなく削除した３人から年賀状が届き慌てて発送する。早い寒中見舞いが届いた。１４年前手術後１年目、別家叔父さんの葬儀で同姓の看板を見て自分の生前葬を想像した。その連れ合いの叔母さんが９０才で１７年２月に亡くなった知らせだった。進駐軍指令マッカーサーが日本の大家族制を解体したので、世代を超えた親戚付き合いが希薄になってしまった。同様に同居家族の老人介護も亡くなり、国の経費が膨張しているている。悲しむべきことだ。
マジッスカ！コヒー1杯750円税抜き。　１月０４日（木）
池袋三省堂本店「瀬戸内寂聴　言葉でたどる95年」展を見に行く。パネル展示と法話の動画。寂聴グッツが色々並べられている。みほとけに見放されても、年金暮らしにはいささか高くて買えない。疲れて他階でコーヒ頼んだら￥750円税抜き！！　50年前、新宿で普通２５０円の喫茶店に対し「談話室滝沢」や「ルノアール」が１杯￥1000円で高たかったが美しい和服のホステスとゆったりしたスペースで贅沢を売りにしていた。今、狭いテーブルで￥750円は高すぎないか？コヒー専門チエーン店だって￥500円以下だぜ！都会のサラリーマンや御婦人様は金持ちなのだろう。マック100円コーヒの年金族には別世界。東京は恐ろしい。
流行を取り入れて。　１月１９日（木）
１６日（火）のバイト先での罹患か、１７日（水）の定期血液検査時の罹患か不明。休診日あけを待って掛かりつけクリニックに行く。鼻の穴グルグリされ。B　型インフルエンザと判定される。ここ数年風邪を引かず、ましてやインフルエンザは覚えが無い。タミフルを５日間服用。痛みや諸症状を和らげるカロナール錠と痰を切るムコダイン錠も併用。インフルエンザは収まったようで、３８．７℃の微熱も取れた。倦怠感、食欲不振。副作用に苦しむ。

バドワイザー　看板　伊東市　クリックで拡大

熱川温泉へ。　１月２５日（木）～１月２６日（金）
昨年末予約した熱川温泉格安お泊り。キャンセル料金が発生する。往復無料送迎バスだから、体力負担が少ないと出かける。寒波は来ていたが１２月と異なって暖かく、伊豆大島の三原山の積雪が見えた。ワニ園のアマゾンマナティは可愛い。３か所の分園は坂が多く、病み上がりにはこたえた。５ｍにも成長するシマナンヨウスギはニューカレドニア原産。八王子に戻ったら、道端に雪が残りドエライ寒さだった。

再診　インフルエンザ。　１月３０日（火）
咳と痰が切れないので再診。腸に優しい咳の薬メジコン錠とムコダイン錠を処方。メジコンを３回服用したら副作用で、めまい、倦怠、感食不振、吐き気がして、つい見は嘔吐した。さすがに苦しくて服用を止める。薬箱を見たら過去に処方された残薬があった。昨年亡くなった同僚が、抗がん剤の苦しみより死を選択した気持が判る。メジコン、ムコダインを止めても数日副作用が残った。お陰で体重が４０Kgを切ってしまった。

菩提寺の節分会。　２月３日（土）
今年も浅草の菩提寺、節分会に出かける。一週間家から出ていないから、地下鉄の階段をフラフラ登った。檀家の浅香光代師匠は９０才で元気に「土ー俵入り！のトークでござんした」福ダルマ、豆、お菓子を頂く。新仲見世通りに見向きもしないで帰宅した。７６才になって一段と老弱が進んだ。

ゴディバよ流行を取り入れろ。　２月１４日（水)
ベルギーのチョコレートメーカーが「義理チョコをやめよう」とTVコマーシャルを放映した。自社のチョコが売れない対策なのだろうが。売れないのは過剰包装とブラドにあぐらかいて、サイズも小さく、味の割に値段が高いのが理由。アメ横の板チョコのほうが量も味も良く値段も安い。３月になったらバレンタインデーにチョコレートを贈ろうとCMしている。もともとバレンタインデーにチョコレートを贈るのは日本のチョコメーカーの販売促進。ブランドに弱い日本人も困ったものだ、
本当に安くなる？　２月２０日（火）
市役所から市民財申告書が届いた。夫婦の医療費明細と支払い受領書。年金の源泉徴収票を添付して市役所に提出した。老人ながら、政府の医療費に負担をかけてい。税金が安くなるか疑問。手間賃のほうが高くないかい。
古墳に埋葬されそう。　２月２２日（木）
今年も焼津、朝比奈川の山の手桜と虚空蔵山ダルマ祭り見に行く。前日新からいつもより１時間早い高速バス利用。焼津でトヨタレンタカー６時間コースを利用。舎弟や従弟に車出させるのは気が引ける。レンタカーで心おきなく、焼津、岡部、藤枝の古墳を踏査。東名高速日本坂トンネル上の兎澤古墳は発掘整理され、保存状態も良い。急斜面に点在する古墳、乾燥土と落ち葉で滑りやすい。右手にカメラ、左手に地図や資料、立ち木に捕まるすべもない。最近めっきり足腰が弱って、何度もずっこける。そのまま倒れて竪穴墓に直葬されそうになった。人骨発見のニューッスになりかねない。古墳巡りも年齢的に限界かな？近くの向山古墳は竹藪状態で発見できず。岡部の三星寺裏の古墳も見つけられなかった。新東名高速近くの岡部村良薬師堂古墳は円墳が半壊状態で残っていた。さらに西に進み「入野（いりの）古墳」を探した。地元の人に「古墳があるんですか」と言われるぐらい藪の中で発見出来ず。

山の手桜１８年→クリック　昨年同日開花具合

叔埋母さんの霊に呼ばれる。　入野古墳を丹念に探す時間もないく藤枝に回る。デジャブのような、いつか来た道が現れた。パンを買ったヨロズ屋。バス停「藤枝観音霊園」の看板も出てきた。手術した時、数か月前に亡くなった独身の叔母が「まだ来るんじゃないよ」と昇天をおさえてくれた。１３年生存のお礼に２年前１３回忌を行った。素通りは罰が当たる。叔母の霊に呼ばれお線香をさげ、ロウソクの継ぎ足しを（落語死神参照）お願いした。
藤枝PA建設時に現れた衣原（ころんばら）古墳も車幅ぎりぎりの茶畑を探したが埋め立てられたのか発見できず。日も傾き県立藤枝東高校西方の蓮華寺公園にある若王子古墳群へ。標高１１０ｍの富士見平丘陵上にある。この山道が体力無くて登れない。「こんちわー」と部活の高校生が駆け上ってゆく。埋め戻された２３基の古墳群に満足して山を降りる。夜は行きつけの居酒屋で従弟と会話を楽しみながら、まぐろ丼を美味しくいただいた。
今年はどえりゃー寒い。　２月２３日（金）
朝比奈川の桜は寒さのため２週間ほど遅い。蕾を見て帰る。今年は北側の高草山に雪が積もったという寒さ。虚空蔵山ダルマ祭りに行く。往時ダルマ売りがびっしり並んでいた。見世物小屋も出たという。吉原の毘沙門天ダルマ市に人が流れるらしい。
虚空蔵山　弘徳院には第五福竜丸無線長、久保山愛吉さんの墓があります。1954年3月1日ビキニ環礁アメリカの核実験で被爆。9月2日死亡。大変痛ましい事件でした。同時期高知県漁船の45人が被爆。現在一人当たり200万円の慰謝料を政府に要求闘争中。核実験の周知を行わず被爆調査結果を長年意図的に隠し続けた結果時効によりアメリカへの賠償請求権を失った償い要求です。今冷静に考えると、アメリカも日本政府も核実験の実態が把握できず被害も想定外だったのだろう。要求は受け入れるべきではなかろうか。ビキニ環礁付近の島民も被害受けているだろうがあまり報道されない。
今月初ダウン。　２月２５日（日）
昼飯にうまそうだったのでスパーのミニカツ丼を食べる。ゆっくり食べたが、豚肉は固いからか、数日来の疲労か、ダンピングで気持ち悪くなる。１７時頃なかなか快復しないので無理やり吐いた。つかえた食べ物は出ず、腸液だけだった。朝方起きたら回復していた。

伏木（ふしき）→クリック拡大

梅見てダウン。　３月４日(日）
府中史談会３月例会。「府中御殿＠府中」学芸員の講演。府中御殿は古代武蔵国府の迎賓館があった、富士山の見える景勝地。下って、奥州仕置きの帰途、豊臣秀吉を饗応した徳川家康が建てた館。火災にあって埋葬された遺跡。
終わってから同じ郷土の森を歩く。マンサク、サンシュウ、蝋梅、観梅を写真撮る人がそぞろ歩き。ママチャリで出かけたが疲れたのか夜半ダウンして嘔吐。
ちょっとタンマ。　３月２４日(土）
お彼岸の墓参りが２４日になってしまった。かみさんと９時半時頃家を出た。朝食のダンピングで徐々に気分が悪くなり、京王新線新宿駅到着時ギブアップ。一人引き返す。途中少しずつ気分が良くなり、東府中駅まで戻って来たら回復した。墓参のあと秋葉原に電気部品を買いに行く予定だったので、新宿経由で秋葉原へ。遅れて浅草から帰宅したおかみさんから「大丈夫だった？」と気遣かわれたが「墓参りしなかったが秋葉に行ってきた」とは言えず「何とか帰宅したと」知らばくれる。どの道４月５日義父の詳命日に再度墓参りする予定。
久々の満開観梅。　３月２５日(日）
前日は頼りない体調だったが、観梅時期がすぎてしまうので蟹沢、秋間の観梅に出かける。車で休日割引利用。その前に東松山市高坂のカタクリの群生を見る。今年の天候はカタクリや梅の満開時期が判らない。カタクリが丁度満開だった。斜面いっぱいに可憐な花が咲き乱れていました。個人の土地のカタクリ群生地を市が保護しています。（写真館花春参照）湧き水の流れに芹も見られる。
伏木（ふしき）　群生地の少し西側の道路標識に伏木（ふしき）が掛かっていました。これはこの集落が３月４日に行った行事。集落の各入口境に掛けます。神社でお札を貰ってきて「大草履」と一緒につるします。本来伏木は旧暦六月一日に行いましたが、集落によって時期がことなります。「こんなに大きな草履を履く恐ろしい魔物がいるのだから、この集落には入って来るな」という厄病神への脅しが原型らしい。（やまなみ残照　下日野沢村　中畦一誠　著参照）高坂唐子地区で明治時代ジフテリアが大流行した時集落の境に伏木を吊るしたという記述もあります。（天の園　打木村治　著　偕成社文庫）草鞋を作る藁は集落の各家から持ち寄り、持ち回り役員が編みます。手を抜いて藁を撚り合わせただけのようになったものもあります。伏木を吊るしおえると集会場で直会（なおらい）をします。東松山だけでなく坂戸や小川町、秩父地方でも行われたようですが現在の詳細は不明。集落でも長老に聞かないと行事の意味が分からなくなっています。
観梅　前橋ICで降りて箕郷町蟹沢梅園へ。日曜日のなのに人出が少ない満開の梅林を歩く。そこから西、安中の秋間梅林へ。１０数年通っている売店のおっかさんに会いに行く。おっかさんは数年前滑って痛めた足が完治しないようで、梅園の剪定もひとを雇ってお願いしている。お互い加齢がすすんでいるので来年も元気で会える様に励ましあった。コンクリート舗装された山道を一巡りして春の香りを満喫した。碓氷峠下の「峠の湯」に立ち寄る。大広間が宴会場に改造されくつろぐ場所が移転、狭くなった。湯に浸からず持参の毛布を掛けて一時間半熟睡して疲労回復させる。

木下杢太郎→クリック　拡大

チンチン焼。　３月２９日(木）
伊藤園グループの温泉に行く。今回は伊東別館。１２時２０分送迎バスで到着。さすがにチェックインは出来ない。初めての伊東の街を散歩する。数日前「純散歩」で伊東商店街が放送された。　名物チンチン焼。帆立貝が入った練り揚げを店頭で食す。想像よりも小ぶりで知らなければホタテと気かつかない。いくつかの商店街にTV放送の店と写真が張り出されていた。大川桜を見て歩きチェックイン。ひと風呂浴びて敷かれていた布団で午睡。夕食のバイキングは刺身がすぐ無なる。にぎり寿司のネタよりも小さく薄い。板前さんのすご技。おいら少ししか食べられないからまあ、いいけどね。温泉の温度は最適。格安な分、海は見えず、ベランダで鳩の散歩が見れる。　　
ランチメニューで怒られる。　３月３０日(金）
朝食の後、同じグループホテルの温泉巡りをする（無料）。チェックアウトして伊東の散歩。なぎさ公園の彫刻群。三浦按針記念碑。東郷記念館は日祭日か予約のみ観覧可。土曜なので閉館。我が家の近くの東郷寺は東郷さんの別荘地あと。東郷さんが畑仕事を楽しんだようだ。伊東は温泉別荘。木下杢太郎記念館を見て、駅前の店で昼食。刺身と焼き魚のランチ定食を頼む。朝のバイキングがもたれる介護人は食べたくないという。せっかくだから一品料理のフグのから揚げを頼んだ。「無理に食べなくてもいいよ！から揚げは時間が掛かるよ」（暇だから大丈夫です）「こっちは忙しいんだ」その割には店に他の客はいない。「この時間はランチメニューだけなんだ」（すみません）どこにそんな表示があるのか？一品料理の品書き札も下げおてけ！金を払う弱い立場の爺は文句も言えず謝る。以前金沢の板前のおやじに「うちの天婦羅は塩で食え」と命令されて食べた焦げた天婦羅を思い出した。出された刺身と焼き魚は美味かった。（板前の腕には無関係だってか？うーん　　ソダネー）　無事帰宅したが疲れたのか夜半ムネヤケで吐いた。

伊東大川桜→クリック　拡大

死ぬのもいや、生きるもいや。　４月７日(土）
西部邁氏自殺幇助で逮捕者が出た。「警察にご迷惑かけるかもしれないが病院死は嫌だ」自裁死などと空疎な文字で飾っても自殺は人生の逃避。癌発症を知って自殺する人います。膵臓癌なら大部分が１年内外、他の癌でも生存率が低い場合があります。あわてて死に急ぐことはない。死を目前に迎えた癌患者は「子供が幼くて」とか「志半ばで」とか死にきれない理由はそれぞれ。定年過ぎ子供も独立してしまうと、痛くないように死にたいと思う。緩和ケアーの進歩した現在でも不安がある。身体的理由で自殺もままならないなら静かに死を迎えるべきではなかろうか。自分の意思で生まれたわけではないから死は自分の意思でと、自裁死を称し自殺幇助を依頼するのは傲りではないか。西部氏は偉い評論家なのだろうが、なんとなく論理の根底が胡散臭い。権力、政府に反抗するのがかっこいいと思っているえせ評論家、やメディアと同じではないか。抗がん剤で毛が抜けるはまだ楽。「死ぬのいや、生きるのもいや」という無気力感は副作用を乗り越えた人にしかわからない。警察への迷惑、幇助者への迷惑より自己を優先させたのは思い上がりであり、傲りであろう。講談社現代新書で氏の著作が発行されているので読んでみますかねー。

現況
桃源郷はいずこ？　４月１４日(土）
甲府盆地　石和一宮（いちみや）。笛吹市　岡。御坂町の桃畑の満開時期に訪れるのは難しい。2016年４月１４日の時は早すぎてほとんど蕾だった。定宿のホテル支配人に今年はもう遅いかもしれないと言われ急遽出かける。一宮ICで降りたが周辺は花が散っていた。銚子塚前方後円墳のある八代ふるさと公園から甲府盆地桃源郷が見えるが、今年はすべて散ってしまった。標高が高い御坂峠に行けば桃が咲いている思い向う。御坂トンネルの西側の若彦トンネルに出てしまい河口湖へ。こちらは桜が満開。大石公園もオルゴールの森美術館前の道路も、行儀の悪い東南アジア人が跋扈。日本人は交通整理のシルバー人員だけ。御坂峠下で苦し紛れの桃の花を撮る。４月２２日まで笛吹市桃源郷春まつりなのだが異常気象でタイミング合わない。温泉に入ってのんびり。夕食豚シャブ食べ放題と言われても、胃が無いから２、３枚しか食べられない。
南アルプス市の古墳踏。　４月１５日(日）
境川町　ミズバショウ春祭りは３月２５日とパンフレットで知り立ち寄る。藤垈（ふじぬた）の滝の流れに水芭蕉が植えられている。時期が遅いが「見ず芭蕉」はシャレにならない。バショをえらんで写真を撮る。南アルプス市は２００３年櫛形町、若草町、白根町、甲西町、八田村、芦安村が合併。南アルプスの東麓。山梨県の最西部。いままで訪問はおろか、通過たしたこともない鄙の地。それでも丘陵突端に前方後円墳がある。朝飯のダンピングに苦しみながら古墳を巡った。南下して富士川町の法華塚古墳を見て引き上げる。へとへと。筋力低下のフレイルで体力の限界。談合坂SAで３０分以上休憩した。

無名墳の八重桜　南アルプス市→クリック拡大

ついに追い抜かれ孤独になる。　４月２２日(日）
永年の闘病仲間が逝去。昭和１６年の同年。アト数日で喜寿を迎えるはずだった。長年の心臓病。３０年前、血管にステントを入れる治療のない時代。大腿の血管移植を数度行う。血液サラサラにする投薬等で腎臓機能も低下、透析も出来ない体。AED装置を会社に置き、社員全員に講習を受けさせた社長だった。同期同僚の葬式では「又、追い抜ぬかれたなあ」と嘆きあった仲。闘病力尽きてついにおいらを抜いて逝った。
２１日の通夜、２２日の告別式は無宗教葬。司会者の会式宣言と故人の紹介。喪主挨拶。友人の弔辞。参会者の献花。お清め（関東地方に多い習慣）。散会。告別式では弔電の披露がある。お別れの儀（納棺された故人の周りを花で飾る）出棺。荼毘、収骨は仏式に同じ。家族葬が多くなるこれからの時代に適した葬儀に思える。戒名が無いから「故　山川太郎　ここに眠る」と墓石に彫れば良いのだろうか？　　すごく気落ちしたが死の数日前に会社訪問して会話したがせめてもの慰め。
我が家のLED。　４月２５日(水）
３月トイレの照明を人感センサー付きLEDに替えた。玄関の１０W、ライティグディスクの２０W　蛍光灯もトランスを除去してLED　化した。LED　菅を製造していた経験から最近の価格に驚く。生活応援時期の特別価格に便乗して洗面台、脱衣場、風呂場の電球も、居間の蛍光灯もLED化した。製品寿命４万時間。おいらが死ぬまで交換不要だろう（これって終活かい？）　百合子さん、外した白熱電球は何処で　LED　電球に替えてくれるの？
西部　邁の哲学に疑問。　４月２７日(土）
西部　邁（すすむ）著「保守の真髄」を読んだ（４月７日参照）所詮は表面的な左翼の転向で妄想的な胡散臭い評論家と思う。知識はあるが知恵は無い。小池知事と同類。横文字で煙にまく。横滑りして何が言いたいのかわからない。カルチャーイヤーとは、文化の編年と書けばよい。たまに良いことを書くなあと思ったら引用元の思想だった。「刺激性と流通力」等のようにカテゴリーが違うことを並べている。懐疑的になっていたら４月２７日のサンケイ新聞に舛添要一氏の追悼コラムがあった。「氏は全学連中央執委員として指導的役割を果たしたが、その後転向して保守の思想へかじを切る。」略　「舌鋒鋭く相手を論破するが、語り言葉は長く、冗長となることもあった」と舛添氏は論破。攻撃相手が異なるだけで思想は無く行動は変わらない。会社から認められないから組合活動で会社に反抗するダメ社員と同じ。活字は内容を吟味できるが会話では横文の和訳に気取られ論点や矛盾を見破れない。自殺幇助者はこの被害者。西部氏が引用したＡ・カミューの言葉「人生が生きるに値しないならば自殺するしかない」生がなんであるかは実際に生きてみなければわからないことが多い。　　所詮自裁死など虚構です。
南北首脳会談　歴史を見つめよう。　　４月２７日(土）
韓国と北朝鮮の首脳が会談した。日本のマスコミはどうしてお人好しで単純なのか？デバイド・アンド・コンカー（Divide　and　Conquer）お互いに反目させて統治する。第２次世界大戦後、ドイツ、ベトナム、朝鮮、日本が分割統治された（日本はマッカーサーの反対で実現せず）その背後にソ連、アメリカ、中国の利権がうごめいている。日清戦争、日露戦争も南下するソ連植民地主義に宗主国、清朝が無能だったから仲介役の日本が巻き込まれた戦争。習朝、金王朝、偉大なロシアの復活を狙うプーチン。覇気のない日本人には理解できないが、織田信長の天下天下布や第三帝国等を目論む人間が今もいる。高麗王朝をクーデターで倒した両班出身の李成桂が起こした李朝。ソ連の傀儡政権が金日成。朝鮮が統一されたらり李朝の再来。中国、ロシア、アメリカに緩衝地帯が亡くなり、直接国境が近くなる各国の思惑が衝突する。統一された国もドイツやベトナムのように、国勢が回復するのに１０年以上の困難が伴う。
インド、パキスタンが非核化しないのだから朝鮮の非核化はあり得ない。韓国は併合で只で手に入れた核の力を放棄ことになる。核の傘を撤去することは米軍の韓国撤退であり、植民地のグアムが裸になる。そんなことは一朝に成り立たない。
日本人は無宗教？　　４月３０日(日）
今年も国府祭（暗闇祭り）が始まった。宮司をはじめ神官が品川沖の海上で禊する。留守居役の神官は地元の滝神社の湧水で禊をします。滝壺や池、境内を清掃。滝神社の法被を着て、警護長提灯と金棒で神官を迎え送りする。奉賛会、お囃子の会、青年会が手伝います。聴くともなしに入ったか青年の会話。「最近はお祭りも人気があって外人から質問を受ける。なぜお金を投げるのか？なぜ拝むのか？説明に困る日本人は無宗教だから・・・」おいおい。日本人は生まれたらお宮参り、七五三参り、結婚式は神社か教会。バレンタインディの贈り物。ハローウィン、クリスマス。葬儀は仏教か神道。無宗教ではなく他宗教です。一神教のキリスト、教イスラムは他の宗教を認めない。布教に従わない人々は殲滅する。アメリカ原住民、メキシコ、インカの先住民が消えてしまった。今日の禊は神道の行事。ああなんと平和な日本人達！うざい爺は嫌われるし若者は聞く耳を持たない。オーマイゴット

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