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医療データー室 検査数値1４年目 　　　　　 1５年目　１６年目 　　　　　 17年目　１８年目 　　　　　19 年目　20年目 　　　　　22年目　23年目		最終更新日２０2４年０６月０１日

このページのデータは手術内容や、個人の体力、年齢で異なります。あくまでも参考です。２８年11月のデーター追記しました。スクロールダウンして見てください
血液検査は1回の数値で一喜一憂しても意味ありません。継続的に観察し、急激な数値変化から病状を見つけることに意味があります。

　表の見方　　血液検査項目体調の目安です。
　総蛋白　　血液中に含まれる蛋白の総称。肝機能が低下すると数値が下がる。肝細胞で作られ血液中のさまざまな物資を運んだり、血液濃度を調整する。
　腫瘍マーカーCEA　　胃がん、大腸がんの腫瘍マーカー。癌切除、抗がん剤で癌細胞縮小すると数値が低下する。CEAの再上昇は癌の再発や他の臓器への転移を疑わせる。進行性胃がんの３０％～４０％にしか検出されない。健康な人でも３％の人は基準値を超える場合がある。高齢や喫煙でもやや上昇する傾向がある。消化器系以外での癌でも広く陽性を示す。　私の場合、手術前の検査では陰性でしたが胃を全摘出しました。
　腫瘍マーカーCA19-9　　膵臓癌、担道癌に特異性の高い腫瘍マーーカー。　糖尿病、慢性肝炎、胆石症、胆のう炎、慢性膵炎、子宮筋腫、良性卵巣種胃瘍なども陽性になる。　
　前立腺マーカーPSA　　血液中にある前立腺に特異的な蛋白質一種PSAを測定。値が高いと前立腺がんを疑い、生検（針で細胞を採取して癌細胞を調べる）などで精密検査する。前立腺肥大症や前立腺炎でも数値が上がる説には賛否両論があり正確なコタは不明。　私の場、生検で6か所の細胞を検査したが癌は見つからなかったので、半年ごとの経過観察血液検査しています。友人の様子から前立腺がんになると値が急激に上がるようです。前立腺がんの進行は遅いし、もともと数値の高い人もいるようだ。ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）検診は役割を終わったと言う説もあります（読売新聞記事）
骨腫瘍マーカーALP　　肝臓、腎臓、骨などの様々な細胞で作られる酵素（アルカリフォスファターゼ）乳製品、レバーなどに含まれるリン酸化合物を分解する働き。肝機能低下、胆汁の流れが悪くなる、骨の病気と数値が上がる。
血色素HGB　　HGB　ヘモグロビンは赤血球の大部分を占める成分。鉄分によって作られ、酸素を運ぶ働き。ヘモグロビンの量が減ると、息切れが起こり鉄欠乏性貧血になります。　胃を全摘出するとHGBが年々減少する。
血小板PLT　　血液の成分の一つ。出血を止める役目。血小板の破壊で減少すると肝硬変、パンチ症候群（全身倦怠感。動悸。貧血。腹水。黄疸。出血など）が考えられる。数値の極端な増加は脳血管や心臓冠動脈がつまって血栓が作られる。
赤血球数RBC　　胸骨、大腿骨、脛骨内部の骨髄で作られる。酸素を運び二酸化炭素を運び出す働き。減少は貧血。増加は欠陥が詰まりやすくなる。
　白血球数WBC　　細菌などの異物の侵入に対抗して体を守る。　減少は抗がん剤の使用。急性骨髄性白血病。再生不良性貧血。肝硬変。薬のアレルギーなどが疑われる。　感染による細菌の体内侵入。　扁桃腺、肺炎、胆のう炎　腎盂炎、虫垂炎などの炎症。　　私の場合、胃の全摘出の時、脾臓と胆のうも摘出しました。
AST（GOT肝機能）　　細胞ないで作られる。肝細胞、心臓、腎臓などに多く存在する。幹細胞が破壊されるとけつえきちゅうに漏れ出す。　AST値のみの増加は肝臓以外の病気も疑われるので、ALT値も調べる必要があります。
ビタミンB１２　　欠乏すると悪性貧血、神経系の（伝達）障害、イライラ、睡眠障害、消化器（慢性下痢）障害、肩こり腰の痛みなどが発症します。ビタミンB12は胃の壁細胞からの分泌物で吸収されやすくなる。数年前の医学界常識では「胃の全摘出者はビタミン剤を飲んでも吸収されない」とされたが最近は胃がなくてもビタミンB12が吸収されると見解が変わった。　私の場合、手術後もB12（エスファイトゴールド）剤を飲み続けたのでB12の減少時間が遅かった。現在は執刀医の勧めでメチコバール５００をのんでいます。B12は注射によって補充できます。

平成2８年 5月　　検査結果
昨年11月の検査時と同様、１週間前腸の動きが止まって戻した。前回、数値が余り乱れなかったことは確認済。
ＰＳＡ（前立腺マーカー）が、微小値変化であくまでも参考値。今までPSA検査を半年毎に経過観察しているので、公的病院の利用が継続されていました。平成28年4月で執刀医が　東京都保健医療法人　荏原病院の外科副院長に栄転された。そのため東京都立多摩医療総合センタの外来扱いが終了した。執刀医を紹介してくれた町のかかりつけ医院に紹介状をかいてくれたので今後はかかりつけ医院で血液検査の経過観察をする予定。なんとなく心細い。左わき腹から斜めに右わき腹まで開腹手術で丸13年も生存したのだから、まあいいか！
今年から病院指定のビタミン剤　メコチバール500を服用してビタミンB６、B12を補っているためか数値が向上している。

平成2８年 １１月　　検査結果　（ホームページ移転に伴いページ数削減のため、編年表示します。スクロールしてみてください。）

平成2８年１１月　　検査結果
平成２８年５月　手術した都立多摩総合医療センター（旧府中病院）の執刀医が　東京と保健医療公社　外科副医院長に栄転しました。執刀医を紹介してくれた掛かりつけのクリニックに紹介状を書いてくれたので、町医者で今後の血液検査経過観察することになりました。外部検査機関に若干の誤差はあるでしょうが従来と同様な結果でした。今は検査機関から結果が町医者のパソコンの患者ＩＤに直接データが送られて来るらしい。医療進歩に驚いた。
結果考察
中性脂肪などの項目が追加されています。ＰＳＡの値が若干下がっています。大腸、胃、肝臓など消化器系の腫瘍マーカーＣＡ１９－９が少しずつ上がっているが加齢か、軽い腸閉塞のせいか不明。あまり神経質になる様な値ではない。ビタミンＢ１２は　メコチバール500を服用の効果と思われる。




１５年目

平成2９年 ０５月　　検査結果　（ホームページ移転に伴いページ数削減のため、編年表示します。スクロールしてみてください。）

平成2９年 ０５月　検査結果　　都立多摩総合医療センター（旧府中病院）から掛かりつけのクリニックに戻された。昨年１１月に続き定期採血検査をしました。
　　前立腺マーカーはＰＳＡが下がりました。
　　大腸、胃、肝臓など消化器系の腫瘍マーカーＣＡ１９－９が７０に上がった。過去2015年１１月に５４．８　になったことがあります。このときはダンピングで嘔吐して体調不良時の採血でした。
念のためＣＴ撮影をすることにした。掛かりつけ医でもＣＴ撮影可能だが、手術前からのデーター比の出来る都立多摩総合医療センターに紹介状を書い貰う。５月３０日受診したらＣＡ１９－９に関連しそうな項目を増やして再度採血した。　６月１３日ＣＴ撮影。　６月２０日採血とＣＴの結果診察相談になった。

6月21日追記　　上半身、腰部　ＣＴ撮影の結果、新たな癌など特に異常は認められなかった。
　　　　　　　　　　上記数値表の平２９年０６月再検査値は都立多摩総合医療センターで５月３０日採血した値。表にはないが、ビタミンＢ１が１９（上限値６６　下限値２４）で不足.していた。
　　　　　　　　　　ＣＡ１９－９は　癌以外でも変化する。　　そこで８月８日再度採血検査して数値が異常に上がれば他の精密検査をすることにした。

平成2９年 ０８月　　検査結果　（ホームページ移転に伴いページ数削減のため、編年表示します。スクロールしてみてください。）

　５月に掛かりつけクリニックの定期血液検査で、大腸、胃、肝臓など消化器系の腫瘍マーカーＣＡ１９－９が７０に上がった。原因がわからないのでＣＴ撮影することにした。過去の検査結果が蓄積されている　都立多摩総合医療センター（旧府中病院）でＣＴ撮影すべく紹介状を書いてもらった。ＣＴ撮影の事前採血結果でもCA19-9　マーカー数値上昇が確認された。（６月再検査データ）　2か月経過観察後の8月に再度採血検査しました。
検査結果　CA19-9マーカーは下がっている。マーカーで癌が確実に発見できるわけではない。あくまでも参考指数。数値に一喜一憂するのはあまり意味がない。現実に私の胃全摘出前の腫瘍マーカーは陰性でした。癌以外の原因でも数値が変化します。6月のCT検査では癌の再発、転移など新たな兆候は見られなかった。掛かりつけ医に報告書を書いて頂き、半年ごとの血液検査で経過観察する事にした。（データの蓄積は重要です）
日常生活で特に障害や変調の自覚症状はありません。ダンピングによる亜腸閉塞で腸液まで吐くことのないよう食物摂取している。加齢、疲労などでマーカーが変化したのだろうと安心する。

平成３０年 ０１月　　検査結果　（ホームページ移転に伴いページ数削減のため、編年表示します。スクロールしてみてください。）

５月に腫瘍マーカー　CA19-9　が上がり8月に再検査で下がった。引き続き経過観察にした。平成30年1月に定期検査しました。CA19－9 の値は変化なかった。前立腺マーカーPSA　値が下がった。ビタミン　B12はメチコバールを服用しているので数値が改善されています。

平成３０年 ０６月

腫瘍マーカー値CA19-9　１月より上がっているが去年５月の　７９．７より低いので６か月後の経過観察としました。前立腺マーカーは変動値の範囲で引き続き経過観察にした。ビタミン　B12はメチコバールを服用しているのが数値が下がってきた。朝晩の血圧測定で　上８０/下６０平均なので医師に相談したが血圧をあげる薬もあるが、あまり効果無いとのこと。血管に問題はなく、自動車に例えれば燃費は良いが加速が悪い車と同じと言われ納得した。

１６年目

平成３０年 １２月

腫瘍マーカー値CA19-9　６月より上がっているが去年５月の　７９．７より低いので６か月後の経過観察としました。国立がんセンターのＨＰに「加齢によりマーカーが高値を示すこともある」とあります。前立腺マーカーは変動値の範囲で引き続き経過観察にした。ビタミン　B12は若干増えていますがメチコバールを服用しているからでしょうか？

１７年目

令和元年 ５月

腫瘍マーカー値は変動誤差範囲なので経過観察を続ける。総蛋白　アルブミンが減ってしまった。気管支肺炎の回復で蛋白を使い切ってしまった感じ。ビタミンＢ１２が規定値より高い。調剤Ｂ１２剤メチコバールが余るので朝晩服用したため。余分に取り入れられたビタミンは尿と一緒に排出されるから問題ありません。以前医学学会では「胃全摘出者はビタミンが吸収できない」とされていた。現在は改新されています。胃が無くてもビタミンが吸収される実証例ですね。学会の常識も当てにならない。生存のためには自分で情報収集や、実地体験検証すべきでしょう。

体重の低下はいかんともしがたい。筋肉の低下は即ち脂肪低下。臀部の肉が落ちて座ると骨が直に当たって痛い。太ろうとして食べればダンピングになって吐いてしまう。時間をかけて摂取しても量が少ない。胃全摘出の患者特有の症状で胃が残っている人はダンピングもないし急激に痩せない。

令和元年 ７月

衰弱検査　衰弱死と言う言葉があります。体力低下が著しいので掛かりつけクリニックに相談しました。

今回、　癌腫瘍マーカー値は測定せず。
総蛋白　：気管支肺炎の回復で蛋白を使い切ってしまったが少し増えた。フラフラするのは治らない。。
ビタミンＢ１２：調剤Ｂ１２剤メチコバールを控えたので基準値。
体重の低下はいかんともしがたい。鉄分なども何とか足りている。あとは筋肉を付けて体重を増やすことが必要。衰弱死は大丈夫だろう。

血中酸素濃度　。　　　０８月１１日（木）

血中酸素濃度計　クリックで拡大	血圧　７５/ ４８　脈拍 １０８　　クリックで拡大

体力低下で衰弱検査を行った。その時血中酸素濃度を測ったら　９４％だった。息切れするときの数値を測りたいので、血中酸素濃度計を買った。血圧計と異なり、薬事法の　管理医療機器販売業者登録が必要なので、家電店では販売していません。インターネットで買う。英国製は取説も英文のみでした。
血中酸素濃度と灌流指数、脈拍を測れます。

血中酸素濃度：　心臓から運ばれる血液の酸素濃度の飽和値を測ります。１００％は満タン。９９～９４まで正常。９３％以下は急性呼吸不全。
灌流指数　：抹消組織における拍動性血液量と非拍動性血液の比率を表す。（なんのこっちゃ分からん＝麻酔中の血液状況等の指数？）
脈拍　　　　：低血圧だと酸素を運ぶために脈拍が増える。
頻繁に測定してみると　９７～９４％でだった。息切れがしても９７％だったりして酸素濃度に連動していないことが多かった。

血圧
朝晩血圧を測っている。ダンピングで吐いたあ後や、体調不良�時変動する。昔から低血圧症なので９０前後が通常。７０を切るとさすがに目まいを感じる。７０台の時立ちあがって測ると、７０を割ってしまう。

令和元年 １１月

定期検査　１１月１５日　半年ごとの定期血液検査　

今回　腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9が徐々に上がっている。
　　　PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）５月と大差ない
総蛋白　：太れないから蛋白が増えない。
体重の低下はいかんともしがたい。鉄分なども何とか足りている。あとは筋肉を付けて体重を増やすことがなかなｋ困難。

18年目　

令和　２年　５月

定期検査　０５月１８日　半年ごとの定期血液検査　

今回　腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9が徐々に下がっている。
　　　PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）１１月より下がった。
総蛋白　：少し増えたが、太れないから蛋白が増えない。
体重の低下はいかんともしがたい。鉄分なども何とか足りている。あとは筋肉を付けて体重を増やすことがなかなｋ困難。

脊椎圧迫骨折　Ｘ線　　　クリックで拡大

今回下半身のＣＴ検査も行った。
気管支肺炎の後遺症が消退している。
胃手術後の肝転移は無い。リンパ節種欐脹や腹水は無い。

上半身のＣＴは放射線被ばく量を考えて11月に行うことにした。

６月１５日（月）　腰が痛く、歩行がおぼつかないので、掛かりつけの整形外科でＸ線撮影。２０１９年１月に脊椎圧迫骨折治療で脊椎石膏注入した。その後の新たな骨折は無いとの診断。６月１７日念のためＭＲＩ検査したがＸ線検査と同じ結果になった。
写真上部の白い線が石膏注入あと。
結局、今年（２０２０）２月のぎっくり腰が完治せず歩行が困難なのだろう。加齢もあり６か月以上養生が必要だろうか？



令和　２年　８月

市の定期検査

０８月２８日　年1回の市健診

毎年1回行われる府中市の後期高齢者健診。今年は新型コロナウイルスの関係で胸部レントゲンは撮らない。理由がよくわからない

令和　２年　１１月

定期検査
１１月１８日　定期健診

ＬＤＬコレステロール / ＨＤＬコレステロール 比＝１．３　基準２．０以下なので心筋梗塞の心配ない。

ゆっくり食べて、ダンピングで吐くこ、を無くしたので、若干体重が増えた。腫瘍マーカーの変化も大差ない。まずまず安定状態。

令和　３年　０８月

市の高齢者定期検査

ＬＤＬコレステロール / ＨＤＬコレステロール 比＝１．３　基準２．０以下なので心筋梗塞の心配ない。

市の高齢者無料定期健診なので癌の腫瘍マーカーの検査はしない。

身長が往時と比べ１０ｃｍも、ちじまった。脊椎圧迫骨折、仮により腰が曲がるなどしかたがないのかなあ。

令和　３年　11月

市の高齢者定期検査

ＬＤＬコレステロール / ＨＤＬコレステロール 比＝１　基準２．０以下なので心筋梗塞の心配ない。

癌の腫瘍マーカーは大差なし。
　
手術後１８年目は無事経過しそうでまず安心

令和　４年

手術後丸１９年は無難に過ぎた。摂食に成れたせいかダンピングで吐くことも無くなった体重増加の要因でもある。

令和　４年

特別な異常はなくまず安心。もう少し長生き出来そうだ。




令和　５年

特別な変化はなくまず安心。メコチバール(ビタミンB１２）とベリチュウム（消化酵母剤）を朝服用。

令和　５年

特別な変化はなくまず安心。メコチバール(ビタミンB１２）とベリチュウム（消化酵母剤）を朝服用。

令和　５年

特別な変化はなくまず安心。メコチバール(ビタミンB１２）とベリチュウム（消化酵母剤）を朝服用。

令和　６年　

特別な変化はなくまず安心。メコチバール(ビタミンB１２）とベリチュウム（消化酵母剤）を朝服用。

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