胃癌　医療データ室検査数値１

吉田　カルチャーパーク		医　学　館
医療データー室　　検査数値　１～７年		最終更新日２０１０年０７月１２日

　　　　このページのデータは手術内容や、個人の体力で異なります。あくまでも参考です。
　 目次　検査数値　１年目　　２年目　３年目　　４年目　５年目　6年目　７年目
　　　　　　　　　　　　　　 8年目

１年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平16年1月 8ヶ月経過	平16年4月 1年経過	平16年7月 1年2月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	7.2	6.9	6.9
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		2.7	2.2	2.9
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		18.6	19.3	20.3
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			8.1	7.1	5.9
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			277	234	234
血糖	60～109			77
血色素	13.5～17.4	13.8	10.1	13.4	12.6	12.8
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	19.4	19	20.5
赤血球数	420～570	440	322	391	361	369
白血球数	39～90	47	70	54	49	57
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	22	21	24
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	23	19	21

単位＝標準単位省略

平成16年に知人が前立腺癌で無くなったので、血液検査にＰＳＡ（前立腺腫瘍マーカー）項目追加。結果がグレイゾーンなので、触診、生検（細胞を採って検査）癌は見つからなかった。

　　２年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平16年10月 1年5月経過	平17年１月 1年8月経過	平17年4月 1年11月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	6.1	7.2	7.0
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		2.0	2.3	2.7
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		21.4	22.8	20.9
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			5.8	8.0	6.8
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			265	263	270
血糖	60～109			91	79
血色素	13.5～17.4	13.8	10.1	12.6	13.5	13.7
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	24.1	26.7	24.6
赤血球数	420～570	440	322	396	421	426
白血球数	39～90	47	70	52	53	56
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	23	23	22
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	20	19	17

単位＝標準単位省略

　平成１６年１０月　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）の低下は釈迦の霊泉効果？

　平成１７年１月　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）が元に戻る。　
　針生検（前立腺に針を刺して細胞採取検査）しても前回同様、癌細胞が見つからないかもしれない。痛いし、２年目のＣＴで検査する。

　３年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平17年07月 2年2月経過	平17年１1月 2年6月経過	平18年4月 2年11月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	6.6	7.1	7.3
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		2.3	2.3	2.2
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		23.8	21.6	40.5
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			6.3	7.7	8.0
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			244	259	236
血糖	60～109			97	68	76
血色素	13.5～17.4	13.8	10.1	12.5	13.0	13.1
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	27.1	25.9	25.4
赤血球数	420～570	440	322	384	408	409
白血球数	39～90	47	70	51	71	74
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	22	22	22
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	16	16	17

単位＝標準単位省略

　平成１７年7月　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）が少し下がる。　
　　　　　　　　　　　　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）の低下は釈迦の霊泉効果？

　平成１８年４月　　腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9が突然上がった。原因不明。丸３年の経過でCT撮影結果異常なし。前立腺も腰骨CTで転なし。　

　４年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平18年07月 3年2月経過	平18年１0月 3年5月経過	平19年2月 3年09月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	6.7	7.0	7.0
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		2.4	2.5	1.7
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		25.1	24.3	31.4
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			7.8	10.1	7.79
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			217	223	240
血糖	60～109			73	88
血色素	13.5～17.4	13.8	10.1	12.1	12.9	13.1
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	23.6	25.3	24.3
赤血球数	420～570	440	322	385	400	408
白血球数	39～90	47	70	73	71	54
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	19	22	22
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	13	16	16
ビタミン　B12	233～914					764

単位＝標準単位省略

　平成１8年7月　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）が少し下がる。　
　　　　　　　　　　　　腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9が正常値に戻った。原因不明。
　　　　　　　　　　　　丸３年の経過でCT撮影結果異常なし。前立腺もCT検査で腰骨転移なし。　

　平成１８年10月　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がグレイゾーン８を越えて危険ゾーン10.1になる。
　　　　　　　　　　　　　
　平成１９年０２月　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がグレイゾーン値８内に戻る。１０月から釈迦の霊泉を毎日２リットル目標に飲む（１．５リットル飲むのが精一杯）その結果値が下　がったと信じる「効果を信じて実行することが一番の免疫」　　　　　ビタミンB12　胃を切除したり、胃粘膜に障害があるとビタミンを必要とします。しかし、ビタミンB12は胃の内因子（糖タンパク）と結合することにより吸収されるのでビタミン注射で補う必要があります。４年目なので検査したが正常の範囲だった。主治医に尋ねても「不思議だね」との答え。毎日飲用している鉄分剤が効いているのだろうか？ビタミン剤「エスファイトゴールド」服用も胃が無いから吸収できないはず。

５年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平19年0５月４年１月経過	平19年１1月４年7月経過	平20年4月４年12月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	７.１	７.0	6.6
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		1.5	1.8	1.8
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		22.9	23.8	29.0
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			10.92	9.62	12.195
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			251	241	279
血糖	60～109			87	132	93
血色素	13.5～17.4	13.8	10.1	12.7	12.7	12.4
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	27.6	23.7	24.8
赤血球数	420～570	440	322	401	402	391
白血球数	39～90	47	70	65	49	64
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	20	21	19
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	14	13	19
ビタミン　B12	233～914					1136

平成１９年０5月 内視鏡検査結果：異常なし。逆流による食道のただれも無い。
　　　　　　　　　　　CT検査結果：　　　異常なし
　　　　　　　　　　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がグレイゾーン８を越えて再び危険ゾーン10.92になる。この値に一喜一憂しても、あまり意味が無いので当面血液検査で様子みる。
　　　　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）検診は役割を終わったと言う説もあります！！
　　　　　　　　　http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20060804ik0a.htm

４年間を考えると　年齢、体力を考え、全摘出他の大手術。
病状　：噴門癌　食道浸潤　　奨膜下層　　Ｔ２（ＳＳ）Ｎ2 ＳｔａｇｅⅢa　
手術内容：左開胸開腹（アバラ骨を切って広げ、肺を寄せる）　胃、リンパ５０個摘出。脾臓、胆のう、十二指腸摘出。すい臓の管を小腸につなぐ。
転移：大腸は異常なし。ＣＴでは胃癌のそばのリンパがはれている。
手術後の再発率：　６０％
手術の結果：奨膜下層　Ｔ２（ＳＳ）Ｎ2 ＳｔａｇｅⅢaの進行だった。（ステージ４だと胃の外まで癌が広がり手遅れ）
病理検査結果：摘出リンパ５０ケ中３ケ転移があった。結果的には再発の無い４０％に該当したのかな？

平成１９年１１月　　ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がやや下がる　9.62。５月から釈迦の霊泉を毎日２リットル目標に飲む（１．５リットル飲むのが精一杯）その結果か？
血糖値：採血前日に砂糖入りのドリンクバーの飲みすぎ。後日の測定では正常値食後のダンピングで低血糖値になる位だからインシュリンの分泌は良い。

平成２０年０４月　　丸5年目の検査は5月の予定だったが、3月26日腸閉塞で入院し退院（4月2日）後1週間の検診に変えた。入院時の点滴や体調不完全な影響が数値に現れている。
○前立腺マーカーが上がっている。原因不明。6月に再度採血して異常値ならば精密検査を再度行う予定　針生検（前立腺に針を刺して細胞採取検査）
○ビタミンB12は胃の内因子（糖タンパク）と結合することにより吸収されるので、胃全摘出後5年もたつと欠乏するはず。しかし、腸閉塞入院治療でビタミン剤の点滴をした。投与点滴には、ビタミンB-12が含まれていない仕様だったが、結果的に高い異常値なのは点滴剤の影響と思います。
今回は健康回復状況から考えて、参考値のような不確かな値。

6年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平20年06月 5年2月経過	平20年１1月５年7月経過	平2１年５月６年12月予定
総蛋白	6.2～8	7.2	7	6.9	7.1
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		1.8	1.8
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		21.4	21.2
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			8.99	9.03
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			258	260
血糖	60～109
血色素	13.5～17.4	13.8	10.1	12.3	12.8
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	22.2	25.9
赤血球数	420～570	440	322	386	393
白血球数	39～90	47	70	56	64
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	29	22
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	19	15
ビタミン　B12	233～914			668	707

平成２０年０6月　　丸5年目の検査は5月の予定だったが、3月26日腸閉塞で入院し退院（4月2日）この時ＣＴやエコー検査で異常なかったので、丸5年の精密検査はせず、採血検査にした。

　4月の検査ではＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がグレイゾーン８を越えて再び危険ゾーン12.195になったが6月の検査ではグレイゾーン近くにに下がった。ひとまず安心。
腸閉塞入院時の点滴液にビタミンＢ１２が入っていたようで、不足するはずが正常値に収まっている。
平成２０年１1月　　
６月の検査ではＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がグレイゾーン８を越えて再び8.99になったが　１１月の検査では横ばいの検査誤差範囲。
腸閉塞入院時の点滴液にビタミンＢ１２が入っていたから、不足せず正常値に収まっている。
体重の減少や体調不良も無いので、転移など無いと見てまずまず健康。

７年目

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平19年05月 4年1月経過	平20年１1月５年7月経過	平2１年５月６年1月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	7.1	7.1	6.4
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		1.5	1.8	1.9
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		22.9	21.2	19.5
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			10.92	9.03	7.639
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			251	260	229
血糖	60～109			87
血色素 HGB	13.5～17.4	13.8	10.1	12.7	12.8	12.1
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	27.6	25.9	22.9
赤血球数 RBC	420～570	440	322	401	393	380
白血球数 WBC	39～90	47	70	66	64	60
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	20	22	19
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	14	15	11
ビタミン　B12	233～914				707	610

平成21年０5月　　丸6年の検査結果ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がやや下がる。
昨年腸閉塞入院時の点滴液にビタミンＢ１２が入っていたので正常値範囲。（胃の全摘出者は体内でビタミンB12を摂取する機能が無い。２～３年で蓄積分が無くなったら注射で補う）
再発は無しということで、通院不要と言われたが、念のため半年ごとに血液検査をする。

平成21年11月

項目	基準値	手術前平15年5月	退院時 6月	平20年１1月 5年7月経過	平2１年５月 6年1月経過	平2１年11月 6年7月経過
総蛋白	6.2～8	7.2	7	7.1	6.4	6.6
腫瘍ﾏｰｶｰＣＥＡ	0～5.0	4.7		1.8	1.9	1.8
腫瘍ﾏｰｶｰCA19-9	0～37	13		21.2	19.5	20.3
PSA（前立腺ﾏｰｶｰ）	3.7以下			9.03	7.639	9.562
ALP（骨腫瘍ﾏｰｶｰ）	105～302			260	229	234
血糖	60～109
血色素 HGB	13.5～17.4	13.8	10.1	12.8	12.1	12.4
血小板 PLT	13～40	14.6	67.5	25.9	22.9	24.6
赤血球数 RBC	420～570	440	322	393	380	387
白血球数 WBC	39～90	47	70	64	60	62
ＡＳＴ(GOT)	5～35	19	97	22	19	20
ＡＬＴ(GPT)	5～35	16	229	15	11	14
ビタミン　B12	233～914			707	610	883

平成21年11月　　丸6年7jヶ月の検査結果ＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がやや上がる。
5月の検査ではＰＳＡ値（前立腺ﾏｰｶｰ）がグレイゾーン８以下だったが再び9.56になったが毎度のことで次回の様子を見る。前立腺癌の時はもっと値が上がる。
昨年腸閉塞入院時の点滴液にビタミンＢ１２が入って値が上がったが、胃が無いからビタミンＢ12の摂取が出来ないはずだが、５月の検査値より200も増えている。原因不明・・人体の神秘ってか？
体重の減少や体調不良も無いので、転移など無い。半年後の血液検査とする。

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