吉田 カルチャーパーク 医 学 館
                    医療データー室 快復
 手術から4年目まで
         
最終更新日2010年07月12日 

    このページのデータは手術内容や、個人の体力で異なります。あくまでも参考です。

  目次  手術内容  
      快復状況  
1年目 2〜 3年目 4年目

手術内容   手術日 2003(平成15)年5月26日(月)9時から

項目   詳   細        補    足
患者 吉田昌克 年齢61歳
病名 胃癌 噴門癌。食道1部浸潤
病状 進行度 奨膜下層  T2(SS)N2 Stage�Va
発病年月 不詳 癌闘病記録室参照
発病の原因 不詳 癌闘病記録室参照
手術内容 左開胸開腹 食道と小腸をつなぐ(ルーワイ法) 胃全摘出。脾臓摘出。胆嚢摘出(胆石防止)。リンパ節50個摘出(内3個に転移) 食道と小腸をつなぐ。十二指腸胃側を閉じ小腸途中につなぐ
手術時間 5時間30分 切開前の体の姿勢位置決定に時間を掛けた
出血量 約400CC  
輸血量  輸血せず  出血少量の為、肝炎など輸血弊害回避 
医療機関 東京都立府中病院  外科病棟
入院日 平成15年5月20日  胃カメラ検査後入院
手術日 平成15年5月26日  
退院日 平成15年6月16日  
入院費概算 ¥533、120 入院,検査他費用。 社会保険利用金額
再発率  60%  統計上の4年後の再発率

  

快復状況
 1年目
 

手術から1年間の快復まとめ。(個人差があります。私の場合)
○退院まで・・・・・・・・・・・・・21日目
○車運転・・・・・・・・・・・・・・35日目 (長距離運転4ケ月後)
○抗癌剤開始・・・・・・・・・・36日目 (使用9ヶ月)
○普通食・・・・・・・・・・・・・・60日目頃(お粥から米飯)
○会社出勤・・・・・・・・・・・・・67日目 (2ヶ月後)
○合併症・・・・・・・・・・・・・103日目 (抗癌剤服用2ヶ月後)
○外泊・・・・・・・・・・・・・・・・270日頃 (9ヶ月頃)
○食事の嘔吐無し・・・・・・・・・1年後
○夜半の不快感減少・・・・・・1年後
○1年後も残るもの 
  横隔膜の痛み= 
開腹した箇所の神経が触っていて、しびれる。腹筋が弱まる
逆流=
 食道と小腸を直結し、小腸に再度十二指腸をつなぐ。このため水平に寝ていると膵液が食道に逆流する。肺に入ると、肺が溶けて肺炎になる。逆流はすごく苦くて寝ていられない。胃の摘出方法(食道の一部削除)状況による。全摘出でも逆流しない人もいます。
血糖値の低下(気分が悪くなる)
胃が無くなりインシュリンの調整が出来なくて起きる。食事して血糖値が上がるとインシュリンが分泌され、血糖値が適正値になってもさらに胃インシュリンが出続け低血糖地になる。短時間の摂取や、肉類の摂取後、2時間ぐらいで気分が悪くなり、冷や汗や振るえがくる。健康な人の極度の空腹状態みたいな症状。
立ちくらみ。低血圧。
 血色素が欠乏して生じる。
  
   

2年目〜3年目 4年目

手術から快復まとめ  2、3年目

 月平均体重推移

 
 1年目や2年目では、なかなか元の体重に戻れません。
 又、抗癌剤を使用している時は、食欲も無く、味も良くわからず、何を食べても美味くない。

 栄養分摂取の関係以上、胃癌の人より大腸癌の人のほうが長生きすると言う説もあります。


溜飲嘔吐


   


  
手術で小腸に食道と十二指腸をつないだので二箇所に縫合部がある。術後はその
  部分がはれてるので、食べ物の通りが悪くつかえる。
  もともと「出来る男ははやめし食い」の風土の会社に居たのでその癖が抜けない。
  粥状になるまで噛めば良いのだが慣れるまで大変。
 
 抗癌剤を止め、傷もいえてくると嘔吐も減る
    
同病の方へ:我慢するより嘔吐したほうが楽。様式トイレの改造をお勧めします
  
それでも注意が必要な食べ物
   
魚 :鮭、ぶり、干物 、イカ  身がつまった物は固まったままの飲み込むでしまうから
   
菓子類: あんこ物、 羊羹、どら焼き、ういろう、
   乳製品:  ヨーグルト

   いまだにだめな食べ物
   
主食類: カレー
   飲み物:酒、炭酸類

  3年目 この頃食べられるようになった物
   
 蜜柑、 トンカツ  ねぎ、豆腐
  退院当初の好物
    
ゼリー、カルピス、甘いもの
○2、3、4年後も残るもの 
  横隔膜や肋骨の痛み。
肋骨を切開しているので深呼吸すると張りがあって触ると痛む
  逆流。血糖値の低下(気分が悪くなる)
  立ちくらみ。低血圧。

     

○4年目の変化

牛乳が飲めない 乳糖不耐症 発病以前も退院後も、牛乳は体力快復に、チーズは傷の快復にと頑張って摂取。最近加齢の為か、低血糖になるためか牛乳を飲むと下痢するようになった。
  乳糖不耐症:牛乳中に4.5%含まれている。乳糖の摂取ともない下痢、嘔吐、鼓腸,胃腸不快感などの症状が出る。成人期以後の発症は乳糖分解酵素活性が低下が原因。乳糖が分解されないことにより大腸内での水分やナトリウムの吸収を抑制するため水生下痢を生じる。


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